なんでもないようなことが幸せだと忘れた俺達は..ラブコメ的にも弱い

✕てして異世界を見る⋯いや聞く。帰りたいから。そうゆう異世界ぢゃないから！

「ピンポーーン.１階です」

まるで……いや普通にまこは無言だった。

「⋯ごめん」

しかまた言えない。

妥当ね⋯。悪くないけど悪い

「ゆう……タッタッタッダダダダ」

「サクッ⋯」

……

……。

⋯。「え」

「そんな裏切り方するんだ。許さない⋯死んで？♡」

「は？⋯は……ッ⋯な⋯に」

「バタ……。」

「ちょ⋯なに！なにしてんのよ！ねぇ！ゆう！ゆう！ゆうぅぅぅ」

「殺してやる。死なせてやる。ゆう？あんたはあたしの」

「あたまおかしいよ！？なに？は？なに？なんなの」

いやだ⋯らな..⋯力...で.

おぉ⋯これを気持ちいいと言うのか言わないのか……

どうでもいい気分

てか何があった？なんで気持ちいい？てか死んだ？

恨まれる覚えはある⋯けど俺だけが悪いのかよ！

⋯いや。

そんなこと言ったってしかたない。

思い残すこと⋯思い残すこと⋯

……思い残すこと⋯

ないような気がするわ

別に何もしたくないしされたくも無い。

したいことだけをしたい

やる気出ねぇし⋯やる気……出てたっけ？俺

なんに？

ないわ。「はははははははははは」

「あのー」

「は？だれ？」

「……。」

「だれ？！」

帰れるなら帰りたい

死んだのに……帰りたい。悪霊にでもなるのかな？

誰かの声を聞いた途端、どうでもよくなくなった。

「死んでないよ？」

「だからだれよ。」

「パパの子ども」

は？

「いないけど⋯」

まさか！……あゆの子！？

いや何考えてる俺わ

ない

ない

ない！

「誰とのよ⋯名前わ？」

「言わないのっ⋯でも〜名前ならいいよ？」

「おぉ教えて⋯」

「りりなっ♡」

「しらね」

知らないわ⋯適当にも程がある！妄想ですか無い走馬灯ですか

「あぁーーー。もう行っちゃうんだねぇもうちょっと話したかったな⋯」

……いく？イク？逝く？

最後者は嫌だ⋯

「まあ大丈夫だから♡ね。おとーーーーさんっ♡」

……雑

雑すぎるわ

帰れるんだろ。目は覚めるんだろ。そんな深く無かった。んだろ？

「………………ぴっ。ピッピッピッピッ⋯

なるほど⋯目は覚めた。

「ぐはっ⋯普通には痛い⋯。」

背中？腰？の辺りだったばず

「腰……」

全然ネタならんよ？まぢで⋯これでよく変な夢見れたな俺

麻酔か⋯そこそこ動かない

「まこ⋯。まこ」

居ない。

……まさか殺されてないよね？！

ちょ⋯。それはマジ無理

ボタンの場所も⋯大体近くだろ。

……でも届かない。

まこ……大丈夫なのか？

てかあゆも⋯まこ殺さず⋯死んだりしてないよな？

俺だって悪かったし⋯殺したいほど、殺せるほど思っててくれた...

生きてたら。そう感じれる。だから思うし

なにより..早く誰かこい

「で？なんで刺したんですか？」

「すき⋯」

「はい？！」

「好きだったから⋯」

「でもあなた旦那さんいるでしょ？」

「居たら好きになっちゃいけないんですか？」

⋯ごめんねゆう⋯。ほんとにごめんなさい

「え？……おぉそうか。」

「被害者は死んでないそうだ。けど罪は重いよ？」

⋯「死んでない？はぁっ♡よかった……よかった」

「なんで笑ってんの⋯」

よかった……生きてる。

でも⋯。

もう会えない。

よね？

私はゆうとあの人が降りた後、旦那を無視して包丁でゆうを刺した

逃げる気なんてないし。自分で通報した

狂ってるあの子を見て

⋯これで救われる。もう悩まなくていい

考えなくていい

でも……生きてる。

そう知ったら、安心。

安心⋯なんで安心罪が軽くなったから？

追い続けられるから⋯また抱いてもらいたいから？わからない

けど好き。大好き⋯もう伝わらないのかな

「だからっあの人が刺して、私はパニックで⋯今日は帰っていいですか？ていうかゆうのとこ行きたいんで」

「⋯そしたら今日はもう大丈夫です。また後日...お願いする事があるかもしれませんが、よろしくお願いします 」

「はいはい！失礼します」

死んでないのは聞いたけど⋯本当にしんでないよね？

なんなのこれ