なんでもないようなことが幸せだと忘れた俺達は..ラブコメ的にも弱い

悩みと迷いは普通に違う。でもね？

こうゆう時に会う。

ずっと会いたいと思ってて⋯もういいや。

そんな気持ちでいる時にこうなるのはベタすぎぢゃないだろうか...

嫌な予感の進化版！みたいなやつ……説明できんけど。

「あれ２人知り合いー？」

店長と柚次くんは興味津々⋯だねっ

さくらちゃんは⋯分からない。俺目線だと..

俺は今ぢゃない方がよかった⋯ただ⋯そう思う

「昔の同級生ですっ。」

⋯なんだそのあっけらかんの顔っ顔カオー！

俺だけか...いちいちしんみりしてるのわ！

「あ。そうですそーでーすっ」

「おぉぉぉぉぉ」

不明な歓声⋯やりづれぇ

「まぁー飲も飲もっ。飲んでよー」

店長はやはり店長⋯察しがいいのです。

「マコちゃんわー。向こう行く？⋯」

⋯それ聞かなくていいです

「柚次さーん⋯そこはいっていいですかぁ？」

「……。⋯。あ。ど..どぞっ」

ごくり..敢えられた⋯柚次くんと敢えもの

そりゃ戸惑うよねぇ⋯巻き込まれた感ハンパないよねぇ

巻き込んだのは俺……。ほんとに俺？

けど⋯柚次くんなんか悩んでたし気使わせたらなんか更にやりづらくなるし

「しつれいまーす♡」

⋯。間⋯。間。

……痛っ！

何故つねるあほ⋯こっちは柚次くんと一緒なんだ..変なとこ見せれ⋯。

仕事モードね……なら俺も客モードっ

「柚次さん初めてですよね？」

「はいっ！」

指輪してる……でもその雰囲気⋯。なるほどねっ

「今日はどうして来てくれたんですか？♡」

俺のことは無い者なんだね。

つねられた過去がもう過去⋯恋しい。

「本当はさ。」

⋯はいダメー。全開

これは来る。

「本当だったらもう⋯布団入ってた。」

……たぶん。まこもそうだろ？地雷を踏んだ！

「おいっ⋯。俺知らんぞ？」

小声で問いかけた俺に⋯ごめん。みたいな顔

……でも頼んだ……。

「……。」

テンテンテンぢゃないわっどうかしろ

なにこれーこんな事俺はしたくて来たのー？柚次くんすみません⋯てか止めろっ止めて

「今はめっちゃ好きなんだよね⋯」

「今は？」

⋯だめだ

⋯だめだ。端折り過ぎ！

てかホントに好きだろーねっわかる！普通こんなとこで切り出さないから！てか何で問い返した！まこわ⋯

「昔⋯と言うか子ども産まれる前。おれ仕事ばっかでさ⋯」

今日はそんな日！

固唾を飲む⋯初めて使ったっ！

「それの何がいけない？」

⋯割ってしまった

「いやおれもね。付き合いとかでこうゆうとこ⋯結構来てて。あゆは嫌がってたのに。⋯ク..」

⋯あゆ？や違うよね？そんな⋯鬼偶然は……

……やめてくれ！

「あゆさん……。それが奥さん？でもさ..そーゆう時もあるよ！

私だって⋯そうだったし」

⋯俺は知らんけど、まこもそうだったのか。

「……。」

黙って泣き頷く柚次くん。

「さっき。ここ来る前どうしても限界で聞いてみたんだ⋯好きな人いるよね？って⋯」

「⋯。」

「⋯。グビッグビ……くは」

何か質問されながら話したいのか⋯やたら変な間を作る柚次くん

「そ⋯そしたらなんて？」

「２４歳でぐーたらバイトして寝てるだけの人だって。そんなやつにおれ負けるのか⋯って⋯。なんか嫌になってさ。腹たって出たものの。」

「なるほど⋯。でもその人⋯あゆさんは毎日会ったりしてるの？その相手と」

「わからない。でも見つけたら⋯おれは。……どうなるんだろ⋯」

なぜ問い詰める⋯さすが女と言わんばかり！そして変に先輩面顔！

でも似合ってるよ？！

てか⋯やたら似てる奴だけど。こんな奴いっぱいいるし⋯俺ぢゃない

寝てるだけぢゃないし！彼女居るしっ！

⋯あ。嘘でしょ……？

「そしたら今日はその人何してたって言ってた？てかそうゆうの聞いた？」

「一応⋯」

「⋯。」

「⋯なんて？」

「……タスバ行って⋯知り合いに会って少し話したー。って⋯それしかゆってくれなかった。」

⋯タスバ？２４？バイト⋯ゆう？偶然も甚だしいけど⋯間違いなくこの人...それっぽいのは⋯見たしね？

...話してないけどほぼ俺〜。あゆで子持ちで⋯……。

「それって⋯何時頃？」

勘づいた感ありすぎ⋯柚次くんに問い詰められるよ？まぢやめて⋯死ぬのは俺...

「子どもの送りのバスあるし⋯たぶん⋯２時くらい？⋯わからんけど」

「その人をやめるように⋯何とか説得したいね！多分クソだからっ……」

間違いない⋯この人。ゆうだ

「⋯う。うんっ！そうだね！そうしよう！」

⋯バレた。

「絶対無理⋯あゆが分からないし。」

この飲み……笑って帰れるだろうか。