第17話 坂城健吾 90歳の自己紹介

注:フィクションですとも



 50歳の私が言った。

「じゃあ、次はあなたかな」

 あと2人の人物。

 その片方に言ったのだう。


「よくわかったね」

「そりゃあ・・・」

もう片方の服装を見て言う


「なるほどね」


 そして、その人物が話し始める。

 彼は高校生にしか見えない。

 制服を着ている。


「私は90歳。表向きは17歳だけどね。

 高校生をやってるよ。3回目だね。

 S県のW高校に通っているよ。


 また学校に行くことになった理由は、仲間に頼まれたからだよ。

 この姿?若返りの泉の水ではないんだ。

 高校生にならなければならなかったので仲間に変えてもらったのさ。


 そうそう、今は何人かの仲間がいるんだ。

 私以上の年上もいるよ。


 どんな仲間って?

 いろいろだよ。

 神様と呼ばれていたのもいるね。


 戦争がどうなったかって?

 まだ、裏でくすぶっているようだけど、いまは平穏かな。人間の戦争は。

 ちょっと人間以外の問題が今は起こっているけどね。


 まぁ、仲間がいるから今は何とかなりそうな気がするよ。

 以上だね」

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