第11話 坂城健吾 60歳の自己紹介
注:前話を一部修正しました。
あと、この後は完全にフィクションになります。
「では、次は私の番だね」
60歳の私が言った。
「私は60歳。会社員・・だっただね。
今日定年だ。
N電機の設計部に所属している。
無事になんとか、定年を迎えることができたようだ。
一時期は・・・本当にあやしかったけどね。
明日からは無職・・の予定だけどね。どうなるかはわからない。
言っておくべきこととしてはだね。
戦争があったんだよ。
日本も、一部巻き込まれた。
世界大戦まではいかなかったけど、世界中で争いがおこった。
世界中で何十万人も死んだ。
だから・・日本経済も、世界経済もボロボロになったよ。
うちの会社は何とか継続できたけど・・ダメになった会社は多い。
もう一つ言わなければならないことがある。
今は独身だ。
以上だね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます