応援コメント

5-2 咆哮するもの」への応援コメント

  • 今回のお話も興味深く読ませていただきました。

    特に好きなところは、ドラゴンの生態について描写されているところです。
    ファンタジーな世界観にドラゴンはつきものですが、ドラゴンの強さだけでなく、『渡り』というドラゴンの生態に注目して描いているところが好きです。

    言われてみればドラゴンも生物である以上、固有の生態があるわけで、ミレルカさんの高い知性を考えれば、生態に詳しいのも自然なことで……
    少なくとも今の段階では、ドラゴン……ファーヴニルがここにいるのは『渡り』の影響ではない、とミレルカさんは判断しました。

    他に理由があったとしても、一度ドラゴンの生態を書いておくことで、『ではなぜ?』『ミレルカさんでも思いつかない理由があるのだろうか』という疑問が浮かんでくるのが、読んでいてとても心地よかったです。


    セシリアさんの安否と、ファーヴニルがここにいる理由。物語が進みながら自然と謎が増えていくところや、その謎が気になってたまらないという文章構成の巧みさに感動しつつ読ませていただきました。

    そして、ドラゴンが現れたことで、セシリアさんと同様に、読んでいても、ここからどうやって二人は、ファーヴニルを突破するんだろう……と考えていたところで、ファーヴニルが怪我をしていることにミレルカさんが気づきます。

    この怪我が、ファーヴニルがここにいる理由だったり、ファーヴニルを突破する鍵になるのかもしれない……と思わせてもらいつつ、ワクワクを残して次回に続いていくのがほんとうに上手いと思いました。



    次回を読ませていただくときがとても楽しみです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    私自身、ファンタジー世界に登場する生き物たちの生態を考えるのがとても好きなんですよね。
    特にドラゴンはどんな生態をしているんだろう、その世界で暮らしている人々にとってどんな存在なんだろうと考えがいがあると思っていまして……。
    ファーヴニルの生態もかなり好きなように考えていたので、好きなところに挙げてもらえたのが本当に嬉しいです。

    いつも元気が出るコメントや、嬉しくなるコメントを本当にありがとうございます。
    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。