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2024年6月25日 22:44
第4話の1話もとても楽しく読ませていただきました。4話に入って最初の1章、どきどきしながら読ませていただきましたが、セシリアさんの姿は見えないものの、馬車の車輪の跡という重要な痕跡が現れて一気に緊張感が高まりました。第3話でしっかりと準備をしていて、第4話に移ったところですぐにセシリアさんに繋がる情報を出してくれる、もなか様の構成の上手さに感動です。また、発見した情報が、車輪の跡だけではなくて、焼け焦げた守護のアミュレットというのが更にばらしい展開だと思いました。車輪跡だけでも、茂みの中に突っ込んでいってしまったらしいことはわかりますが、アミュレットが焼け焦げていることで、単に馬車がコントロールをうしなったのではなく、持ち主に大きな危険が迫ったことがわかり、読んでいる最中の緊迫感が増しました。しかも、アミュレットがミレルカさんがセシリアさんにプレゼントしたものというのが、ほんとうに文章構成が上手い……今よりも小さな頃にプレゼントしていたということで、ミレルカさんとセシリアさんが施設で共に過ごしていた時間を感じさせてくれました。具体的にこの場でそのときの様子を描写しなくても、これまでのミレルカさんとセシリアさんのやりとりや、ミレルカさんからセシリアさんへの思いを読者は目にしているので、『だって、これは今よりも小さい頃。ミレルカがセシリアに誕生日プレゼントとして贈ったものだ』という一文だけで、ミレルカさんがセシリアさんの誕生日に、大好きな気持ち、感謝の気持ちをいっぱいに込めて、このアミュレットを贈ったことがわかります。もなか様の、奥行きと広がりのある、キャラクターの『生きた』文章がほんとうに好きです。次回のお話を読ませていただくのもとても楽しみです。ありがとうございました。
作者からの返信
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。今回も嬉しいコメントをありがとうございます。早々にセシリアたちの情報を出すのは少し駆け足気味だったかなと思うこともありましたが、bisnonさんの感想を読んで、こういう展開にしてよかったかもなぁと思えました。また、アミュレットも、小さい頃って身近な大人の人に何か渡したりするよねと思ったので登場させたのですが、そこからミレルカとセシリアの絆のようなものを感じていただけて嬉しかったです。また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。こちらこそ、ありがとうございました。
第4話の1話もとても楽しく読ませていただきました。
4話に入って最初の1章、どきどきしながら読ませていただきましたが、セシリアさんの姿は見えないものの、馬車の車輪の跡という重要な痕跡が現れて一気に緊張感が高まりました。
第3話でしっかりと準備をしていて、第4話に移ったところですぐにセシリアさんに繋がる情報を出してくれる、もなか様の構成の上手さに感動です。
また、発見した情報が、車輪の跡だけではなくて、焼け焦げた守護のアミュレットというのが更にばらしい展開だと思いました。
車輪跡だけでも、茂みの中に突っ込んでいってしまったらしいことはわかりますが、アミュレットが焼け焦げていることで、単に馬車がコントロールをうしなったのではなく、持ち主に大きな危険が迫ったことがわかり、読んでいる最中の緊迫感が増しました。
しかも、アミュレットがミレルカさんがセシリアさんにプレゼントしたものというのが、ほんとうに文章構成が上手い……
今よりも小さな頃にプレゼントしていたということで、ミレルカさんとセシリアさんが施設で共に過ごしていた時間を感じさせてくれました。
具体的にこの場でそのときの様子を描写しなくても、これまでのミレルカさんとセシリアさんのやりとりや、ミレルカさんからセシリアさんへの思いを読者は目にしているので、
『だって、これは今よりも小さい頃。ミレルカがセシリアに誕生日プレゼントとして贈ったものだ』という一文だけで、ミレルカさんがセシリアさんの誕生日に、大好きな気持ち、感謝の気持ちをいっぱいに込めて、このアミュレットを贈ったことがわかります。
もなか様の、奥行きと広がりのある、キャラクターの『生きた』文章がほんとうに好きです。
次回のお話を読ませていただくのもとても楽しみです。
ありがとうございました。
作者からの返信
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。
早々にセシリアたちの情報を出すのは少し駆け足気味だったかなと思うこともありましたが、bisnonさんの感想を読んで、こういう展開にしてよかったかもなぁと思えました。
また、アミュレットも、小さい頃って身近な大人の人に何か渡したりするよねと思ったので登場させたのですが、そこからミレルカとセシリアの絆のようなものを感じていただけて嬉しかったです。
また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
こちらこそ、ありがとうございました。