応援コメント

2-2 傷痕と異常」への応援コメント


  • 今回のお話も最初から最後まで興味深く読ませていただきました。

    世界観の説明とストーリーの展開とを同時に楽しませていただける、とても贅沢なお話だったと思います。


    青年がまだ目を覚まさない状態で、こんなにも情報を得ることができるとはほんとうにうれしい驚きでした。

    1-7でミレルカさんが剣の破片を集めていたときに、剣が折れるならまだしも、破片になるというのは何か特殊な理由があるのではないか……と読みながら思っていたのですが、今回の話で大きなものに噛み砕かれたように砕けているということがわかりました。
    文章の中にさりげなく設定された情報が後になって意味を持ってくるという、もなか様の文章構成にあらためて感激しました。

    剣の破片が『何か大きなものに噛み砕かれたようだ』ということで、一旦答え合わせをしてもらえているところがほんとうに上手いなあ、と思うところで、
    今回の話では青年は目を覚まさず、青年を傷つけた存在もわからないのですが、『剣を砕けるほどの大きな存在?』という情報が読み取れることで、それがそのままの存在なのか、そう思わせておいて別の存在なのか……という想像が膨らむのですよね。

    実際にどういう存在なのかは今後明らかにされるのでしょうから、そのときを待たせていただきつつ、想像も楽しめるという……とてもワクワクする展開でした。


    また、ディアモン鉱という鉱物が青年の防具に使われていることが明らかになり、架空の鉱物の存在というだけでうれしいのですけれど、
    ディアモン鉱を使った防具は表面に魔力の防御膜が形成されたり、表面にプリズムが入るというのが、視覚的に想像できてとても楽しいのですよね。

    青年は眠っていて、ミレルカさんが青年の持ち物などを調べるというストーリーの中で、しっかりと盛り上げ、楽しませてくださるもなか様に心から感謝しております。




    次回も楽しみです。
    ほんとうにありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます、いつも励みになっております。

    私自身、その世界に存在している特有の鉱石や植物を想像するというのがとても好きで……。
    異世界ならきっと特殊な鉱石もあるだろうなぁと空想しながら執筆していたので、楽しんでいただけたようでとても嬉しいです。

    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。