応援コメント

1-3 出会いは非日常とともに」への応援コメント

  • 今回のお話も、とても楽しく読ませていただきました。


    全編に渡ってすてきなお話でしたが、魔除けのお香を作る場面の描写がとても好きです。

    ドライハーブ、ハーブパウダー、ハーブから作られた精油……異なる三種類のハーブにそれぞれ魔除けの効果があるという説明が描かれ、これらからお香ができるという文章を見たときは、なんとなく混ぜ合わせればできるのかな、と思っていました。

    が、その後にミレルカさんが作るお香のシーンがほんとうに丁寧に、わかりやすく描かれていて、場面が目に浮かぶようでした。
    実際にお香を作ったことはないのに、ミレルカさんが材料を用意し、コーン型を作り、ドライハーブを加工し、ハーブパウダーと精油……水を加えてハーブペーストを作り、
    作ったコーン型に押し込んで、ペーストを間接的に加熱。水分を飛ばしてお香が完成するまでの様子が、読んでいて鮮やかにイメージできました。
    もなか様のすばらしい表現力に感激です。


    また、1話と2話で軟膏(ラパンテームの傷薬)を作り、3話でお香を作る……ミレルカさんの錬金術師としての幅の広さが、読んでいて自然と理解できる……
    しかも、傷薬も、お香も、なんとなく作っているのではなくて、どちらも必要があるから作っている……というところも大好きです。

    以前の人生で身につけた錬金術についての知識を、施設のひとたち……自分の大切なひとたちを助け、支えるために用いていたいというミレルカさんの思いが感じられて、
    ミレルカさんが何かを作る度に、作ろうと思うたびにますますミレルカさんのことが好きになっていきました。


    次回もとても楽しみです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    お香の作り方は、そもそもお香って手作りできるのか?という疑問からスタートしたので、一度調べてから取り入れた部分です。
    それをファンタジー風にしたので、ここはどうなってるんだろうと疑問に感じた点もあったかと思いますが、お楽しみいただけたようで嬉しいです。

    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。