自分が生まれる前に無くなった列車、結局乗る機会がないまま見送った列車……この作品では、それらに乗車したかのような感覚に浸ることができました。鉄道員の家系に育ち、更に自身も鉄道旅行の経験が豊富な筆者だからこそ描くことのできる、臨場感あふれる作品です。