RZV500R日記

第89話 Ｎし山のニンジャと

ＲＺＶのいいところは、ブレーキが効くところ。

軽いから、それだけなのだけど・・・。

いつもはひとりで走るけれど、たまーに

Ｎし山が来て、やつのニンジャと一緒に

この、亀石ストレートを走ることもあった。

手前のコーナーをゆっくり抜けて（出口のパーキングにレーダーがある事が

たまにあるから）。

パーキングを過ぎてから、全開！。

タコメータがついてこないので、音で判断してシフトする。

８０００くらいだろうか。

３速あたりからは１００００まで引っ張る。

当然、Ｎし山もついてくる。

やつのほうが体重が軽い（５０ｋｇしかない）が

ついてくるだけで、追い越す事は出来ない。

下り坂なので、すぐに４速、５速。

カウルに伏せて、風を避ける。

メータは４速で振り切っていて、速度は解らない。

６速。

右、ハングオフ。

ブレーキ！

シフトダウン。

かん、かん、かーん・・・・。２速。

軽いので、ぜんぜん怖くない。

次が右ターンで、１００くらいで回れるが・・・・

外側がパーキング。

スカイポート亀石と言う、レストランのところ。

早朝だと誰も居ないが、それでも誰か出てきたらアウトだし

料金所があるので、職員たちが不快に思うだろう。

そう思って、俺たちはゆっくり走っていた。

だが。

Ｎし山のニンジャは重い。

ずーっと、俺のＲＺＶにくっついてきたのだけれども

ブレーキはＲＺＶほどは効かない。

曲がりきれずに、そのパーキングに入って行ってしまった（＾＾）。

余談だが、料金所のおじさんが、雑誌屋のレーサー崩れに

「お前らみたいなのがいるから」と文句を言ったら

そのレーサー崩れは、逆キレしてウィーリーして見せたと

雑誌に書いていた。

バカである（笑）。

悪い事してるんだから。文句言われて当たり前である。

そのバカも、やっぱりＮが頭文字だ（笑）