第88話 CBR900RR
RZVで、この亀石ストレートを下ってくると
余裕である。
なんたって、全然怖くない。ここが違う。
ストレート半分も要らないのだ、吹け切るまで。
かーん、かーん・・・・4速でメーターは振り切る。
たぶん、240くらいは出ていると思う。
R6だと、まあ、260くらいは出た筈だけど
その速度だと、メーター見ている余裕はない(^^)。
デジタルメータだし。
ひゅっ、と・・・ブレーキングポイントが来る感じで。
こんなに速いのは要らないな、と思って
2年乗って、売った(笑)。
[CBR900RR]
つづき。
コーナーで、ずるずるスライド・・・なんて事が出来るのは
昔のバイクっぽくて好きだった。
これで、伊豆スカイラインで言うと
韮山峠の立体交差の下とか、
冷川の、別荘地の立体交差のカーブとか。
ああいう所だと、かならずスライドになる。
後ろのタイヤが押して
前が、押されてアウトへ流れていく・・・と言うタイプじゃなくて。
公道で楽しい、セッティングだった。
前後18インチ、ってのも良かったんだろうと思う。
RZVみたいな、6000rpmあたりから
急にトルクが乗るようなエンジンじゃないから
このセッティングでも走れるけど。
トルクそのものは、RZVの方が大きい(確か8kgだったか)。し、
それが瞬間的に出るから・・・後輪が逃げるセッティングにすると
つる、すてーん・・・(^^)になるので
こうなったのだろうと思う。
後日、ラジアルを履かせたら
とても良くなったし、よく曲がるようになった。
GP500でもそうで、ラジアルになってからは
割と、いろんなライダーが上位に来るようになったから・・・・
やっぱ、タイヤかな。うん。
最初のCBR900RR,時々、箱根で今でも見るけれど
「あー、あの時買って置けば良かったなぁ」と、思う。
軽くて小さいのも良かった。
YZF-R1も、いいけど
ちょっと、ライディングポジションが大柄で。
エンジンが、やっぱりホンダよりだいぶ落ちるなぁ、そういう印象だった。
なんか、摩擦が多いエンジンを無理に回している感じで。
これはR6もそうだった。
R6は、実際に買って乗っていたけど・・・・どうも、馴染めなかった。
4気筒って、なんかね。
RZVだって2気筒×2だし。
クランクシャフト・カムシャフトと言う
回るものが3つ、ぐるぐる回るので
どうしても摩擦が多いのかなー。なんて思ったり。
2ストはカムなんてないから(^^)。
RZVはバランサーがあるので、そこだけマイナス。
350Rの方がいいかも。
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