第87話 抜こう!としても抜けない(^^;
亀石のストレートは、反対に冷川から来ると楽しい上りコーナー。
料金所の前なので、あんまり飛ばしてくると
おマワリさんを呼ばれるから
俺たちは、静かに走った。そこだけ。
これは、暗黙の了解で・・・・あの頃の走り屋、と言うか
そういう連中は
「カタギに迷惑は掛けない」(^^)と言う
どっかしら極道っぽいムードがあった。
悪い事をしている、と言う事を認識していたワケ。
だから、一般車煽るなんて、そんなことするのは・・・・
まあ、いなかった。
煽るなんて事するなら、抜いた方がいい。
抜くのはキモチいいのだ(^^)。
ところが、この亀石ストレート、標高差がかなりあるので・・・・・
250なんかで抜こうとしても抜けない。
抜こうとしても抜けない(^^)。おかずが悪いんかいな。
・・・・それはともかく。
RZVくらいだと、フロントフォークが殆ど縮んでしまうくらいの坂だから。
こういうところは、やっぱり大排気量だろう。
[CBR900RR]
これ、バイク屋さんに入ってきた中古を、ちょっと乗ってみた。
「気に入ったら買え」のいつものパターンである。
それで、ここを走ると
さすがに126psだから、びゅんびゅん登る。
すごいと思った。
重さはRZVとそんなに変わらない、で、126psである。
低重心なので、公道だと乗りやすい。
前が18インチなので、前から滑らない。
「いいなぁ、これ」と、思っていた。
NSR250の、トルクが増えた感じ。
しゃかりきになってコーナーを攻めなくても、立ちあがりで抜ける。
低重心だから、乗っていて面白い。滑っても怖くない。
と、いうより、立ち上がりでアクセルを開けると、テールが自然に流れる
昔ながらのバイク。
そのための低重心なのだ。
(レーサーふうの重心が高い、最近のバイクは
だから、面白くない=>売れない。のだ。
タイアがグリップしている間だけ。滑ったら終わり。
そういうセッティングだから。
普通にリーンさせるときも、高い位置にあるエンジン・ミッションが
ゆらり。慣性を持っていると感じる。
だから、つまんない(^^)重ったるい。
で、滑ると、それが振り子になって転ぶ)。
買おうかな・・・と思っていたけど
ウチに置き場が無かった(^^)。
KRもあった、RZVもあった。
そのほか、チャッピィとGR50とか、タクトとか、シャリィもあった。
パイプ車庫たてて、それらを収納していたので・・・・。ムリ。
残念無念。それで、後々R6を買ったけど
あれは期待はずれだった(笑)。
やっぱ、4stはホンダみたいね。
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