第53話 2004/8/60



[おたよりこーな〜]



昨日のハナシにレスがついて..



「オマエが屁理屈なんじゃないか?」



..そうかも(笑)




いや、でもまあ、そういうのは見る人の立場に依るし

僕の言っている事には根拠がマトモにあるから、一応は理屈になっている。

ので、屁理屈にはならないヨ。と返した。



屁理屈ってのは、例えば実証で正しい結果が出ているのに

誤りだ、と主張して止まないような状態を言うので...

どっかのだれかさんみたいな(笑)


-----+-----




それにしても、もうRZVも20年が経つから

まともな個体も少ない。



よく言われるように、点火系の故障を持った個体もある。

昔からヤマハの2ストは点火系から壊れてくるので

(と、言うより2ストはエンジンが単純だから、他に壊れる所が少ないのだ)。



僕のも、点火不良でエンジンが始動しなかった事があって

点火時期シグナルを出してるロータとピックアップを交換した。

部品はもう出ないので、他車のを流用して。


まあ、配線を切った貼ったすれば簡単だ。



おかげで今も快調だ。



そうそう、よく言われる47X と1GEのイグナイタの違いだが、

個体差程度のものだ、と言うのが解る。


僕のにつけてみると、1GEのほうがフラットトルクな感じがする。

10000rpm直前の延びはこっちのほうがある見たい。


対して、47Xの方は低速が無く、パワーバンドが狭く感じる。

8500rpmあたりで詰まった感じがする。



おそらく、進角特性が多少違うのだろうと思う。

この当時だから、プログラマブルタイプではないだろうし

(普及するのは'87頃からだ)

ヤマハの仕様書によるとCDIだから

それほど凝った作りではないだろうと思う。


まあ、2スト、毎回爆発だから点火系がイカレやすいのも無理はない。

後のYZF-R6のようにダイレクトイグニッションなら良いだろうが。

(とはいえ、RZVもイグニッションコイルはプラグに非常に近い位置にあるし

個別タイプだから、まあ、似たようなものだ。

当時としては最善を尽くしたと評価できる。

ハイテンションコードも短いので、特別高価なコードでなくても伝達ロスは少ないだろうし、

普通のプラグでも十分に点火は可能、カワサキH1みたいな

沿面ギャップのプラグでなくても、カブラナイのは水冷、オイル混合に知恵を使った結果だろう)。

ちなみに、2ストのオイル混合比はパワーに大きな影響がある。

実験の結果だが、混合ガスで15:1を20:1にしただけで

レースだとストレートで大きな差が出る(これも実証だ)。


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