2021年3月9日 14:39
病と戦のあいだには−−カミュ『ペスト』論考−−〈3〉への応援コメント
「悪」という言葉は確かに人間にとって有害な諸事情としての概念的な意味でも使われますが、倫理に外れるという意味で使う方が多いように思いました。例えば、病気についていうと、病人は病気の人ですが、悪人ではないですよね。病気を患ってしまった患者として捉えられます。また、闘病生活という言葉が示すように病人すなわち患者は病気との闘いを強いられた苦しい立場の人です。また、病気は自然現象というより、苦労の種で人の心や身体に現れる症状として捉えられ、病気により人は健康を損ない、命にまで影響を及ぼすこともあるので、病気を恐れ、健康的な生活を送れるよう衛生面を配慮したりしますよね。細かなことですが、そういったことをこちらの論考を読んで考えました。考えたことを記すことで書物の理解や訴えかけていることの意味を深めていこうとする意識が伝わる論考だと思いました。
作者からの返信
ご意見ありがとうございます。お考えへの回答となりうるかもしれない箇所も後々出てくるものと思われますので、お楽しみにお待ち下さい(まあ、あまり楽しい話にはならないかもですが)。
病と戦のあいだには−−カミュ『ペスト』論考−−〈3〉への応援コメント
「悪」という言葉は確かに人間にとって有害な諸事情としての概念的な意味でも使われますが、倫理に外れるという意味で使う方が多いように思いました。
例えば、病気についていうと、病人は病気の人ですが、悪人ではないですよね。病気を患ってしまった患者として捉えられます。
また、闘病生活という言葉が示すように病人すなわち患者は病気との闘いを強いられた苦しい立場の人です。
また、病気は自然現象というより、苦労の種で人の心や身体に現れる症状として捉えられ、病気により人は健康を損ない、命にまで影響を及ぼすこともあるので、病気を恐れ、健康的な生活を送れるよう衛生面を配慮したりしますよね。
細かなことですが、そういったことをこちらの論考を読んで考えました。
考えたことを記すことで書物の理解や訴えかけていることの意味を深めていこうとする意識が伝わる論考だと思いました。
作者からの返信
ご意見ありがとうございます。
お考えへの回答となりうるかもしれない箇所も後々出てくるものと思われますので、お楽しみにお待ち下さい(まあ、あまり楽しい話にはならないかもですが)。