第10話


「お兄様、今日はありがとうございました。」


「はは、まだ気にしていたのかい?

もう気にしなくていいよ。それに、兄である僕には妹を守る義務と権利がある。僕は自分がやりたくてやっただけだからね。」


「はい、でも、ありがとうございます。」


「ああ、好きな人ができたらいうんだよ。僕が審査してあげるからね。」


「は、はい。」


なんでしょう、審査というのが少し不安になります。

好きな人ができても、誰も審査を通らないなんてこと、ありませんよね?





何日かして、今日は第2王子殿下がいらしています。


「殿下、立太子おめでとうございます。」


「ああ、ありがとう。」


「殿下、今日はどのような用件で?」


「いや、ローゼに会いたくて。」


「私に、ですか?」


「ああ、迷惑だったかな?」


「いえいえ、嬉しいです。

お茶の用意をしますのでガゼボに行きましょうか。」


私に会いたくてきてくれるなんて、やっぱり可愛いわ。

すると、


「殿下、私も参加していいですよね?」 


「あ、義兄上殿、ああ、もちろんだ。」


「ありがとうございます。ですが、私は貴方の兄ではないということをお忘れなく。

最近は、勝手に私のことを兄と言う人が何人かいまして、私のことを兄と呼べるのはローゼとその婚約者のみですから。ね、殿下。」


「あ、ああ、すま、ない。」


「いえ、わかっていただければいいのです。」


お兄様がとても高圧的な態度のような気がするのは気のせいでしょうか。

それに、殿下なら私にとってもお兄様にとっても弟のような存在ですからいいのではないかしら。


「まあお兄様、とりあえずお兄様もガゼボに。」


「ああ、そうだね。」







__________________________


申し訳ありません。

最近、エ◯ァンゲ◯オン と言う作品の映画を見てきたのですが、2回見ても、内容を完全には理解できず、現在、アニメや漫画、旧劇場版も含めて、解析中です。

そのため、ストックを増やせず、更新できません。

休載します。

ごめんなさい。

1週間以内には再開します。

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