ただ一つの日々として

色々と言い続けてきたけれど

結局僕は何も変われなくて

いや傍から見れば変わろうとない奴が

死にたがりが嘘を重ねて生きてきたんだ


笑っちまうよな、笑ってくれよ

自省は数えきれないほどしてきた

自己嫌悪もその度の希死念慮も

散々言いくるめられて嫌になっちまったよ


今だってそんな変わらないよ

変わったって言ったって変わってないさ

だって僕は僕だもの

“僕”が変わらなきゃ変わりゃしないさ


でもな

そう言う僕だからこそ言える言葉があって

そう言う僕だから描ける景色があって

こう言う僕だから思うことがあって


結局何が言いたいのかって

そう言う様々を言えるのはこの僕だからで

他の“僕”じゃ言えないんだよ

そう思ったら何だか笑えた


どうせ僕が変わらないのなら

今の僕が言える言葉を叫ばなきゃ

「ごめんなさい」は大切だけど

それだけじゃ生きていけないぜ


未だに誰にも褒められないけどさ

褒められるような奴だとも思ってないけどさ

そう言う自分を認めるところから始めなきゃ

いつまでも責めていたって前は向けない


ただ一つの日々として

無駄だった日なんてなかった

昨日の失敗があったから

今日のあの言葉が言えたんだ


嘘だと思うだろ、僕もそう思ってたよ

でも最近やけにそう思うんだ

結局誰にも認められねえし好かれないけど

僕は僕の言葉を信じたくなったんだ

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