第2話の2 あだ名は『草』(解答編)
皆さんこんにちは。護武 倫太郎です。
さて、私の中学生時代の思い出から出題した問題。答えは分かりましたか。
皆様が考えた推理があっているのか、確かめるために来たあなた。どうしても答えが分からずに、降参してきたあなた。このまま読み進めてください。
もし、読む順番を間違えて問題を読む前にこちらを読み始めているあなたは、ぜひ一度引き返すことをおすすめします。
では、回答を発表します。
「これから俺を『草』って呼んでくれ」
西田 明央は得意げに皆に言って回りました。当然、それを聞かされた周りの人は釈然としません。
「西田、なんでお前のあだ名が『草』なんだよ?」
西田 明央は、よくぞ聞いてくれましたといわんばかりに鼻息を荒くして解説を始めました。
「俺の名前、西田 明央なんだけど、全部の漢字に『くさかんむり』をつけることができるんだよ」
その通りでした。「西」にくさかんむりがつくと「茜」になります。同じように「田」は「苗」に、「明」は「萌」に、「央」は「英」になります。
私はそこに気づいたので、つい『草』と言ってしまったのです。
はじめこそ、喧嘩寸前といった感じになりましたが、これをきっかけに私は西田君と仲良くなることができました。出会い方はどうあれ、仲良くなるのはできるということですよね。
さて、皆さん。正解にたどり着くことはできましたか?
正解は4人目の「西田 明央」でした。
ではまた次の問題もしくは、作品でお会いいたしましょう。
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