第2話の1 あだ名は『草』(問題編)
これは私、護武 倫太郎が中学時代の同級生についてのお話です。
私は友人の中に面白い共通点がある人物を見つけました。中学生だった私は、これは凄い発見をしたと舞い上がり、本人に伝えることにしました。
「なあなあ、お前ってさ『草』だよな」
それを聞いた本人は、当然ですが怒り出しました。
「おい、何急に変なこと言いだしてんだよ。喧嘩売ってんのか?」
喧嘩っ早い性格だったのか、突然胸ぐらをつかまれて驚いた記憶があります。
「ちょ、ちょっと違う違う。誤解だよー」
私は必死に説明しました。どうして彼が『草』だと私が思ったのか。その説明を聞いたら彼は納得したどころか、感心してくれました。
「なるほど、お前ってすごいな。これから俺のことは『草』って呼んでくれ」
正直、『草』なんてあだ名は悪口みたいで嫌だったのですが、本人が痛く気に入ったのか使い続けていました。
さて、ここからが皆様への問題です。
『草』というあだ名を気に入ったその人物は次の4人のうちずばり誰でしょうか?
一人目は、
二人目は、
三人目は、
四人目は、
理由も含めて、正解にたどり着くことができますか?
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