歓迎パーティー
「こんなにうまい肉はいつぶりだ…」
「すごいですルービスさん!本当にこのお肉美味しいです。」
ヴィンさんとソニア。2人からも
「…」
そして
何か
「まさかルービスがここまで
「ははは…」
これに関しては何も言えない。
これについては本当に、
「私は分かっていましたよ。ルービスさんはやればできる子って。」
ソニア…それは小さい子に向けて言う言葉だよ…でも
「本当に
レティ。
「そうだぜ
「ヴィンさん。それ以上言わないで…」
このハゲマッチョこんなに口軽かったっけ?
「がっはっは!」
なんで酒飲んだ後みたいになってんのこのおっさん。
アルコール
「ルービスさん。次のお肉はまだですか?」
おいレティ。なぜこの
「レティ。君は先日たらふく食べただろ。少し
「あ…」
どうやらレティは肉を前にすると
「いいじゃないですか。たくさん食べるレティさんを見ていると私たちも気持ちいですよ。ねぇ?ヴィンさん?」
ソニアの優しさが全開だ。
「おう。肉にがっつく女は嫌いじゃないぜ。」
と、同じく肉にがっついているヴィンさんがソニアの問いに答える。
何言ってんの?このおっさん。
「ソニアさん。ヴィンさん。
ほら見ろ。
朝まで「
まぁこんな姿を見ていればヴィンさんとソニアもレティが元王女なんて
その辺のことについては結果オーライとしてプラスに考えておこう。
「さぁ自信作!
「「「おぉ!」」」
「ふふふ。みんな目の色を
この料理は
これはかなりの
長々と
そして僕もレティ
「あ…すごい
ソニアが
お願いだソニア。その
男が
「ふっはっは。こりゃうめぇ!。」
食うか笑うかどっちかにしてくれないかなヴィンさん。
「ロ…ルービスさん!おかわりありますか!?」
また言い間違えしそうになってるし。
と言うかもう食べたの!?本当肉食べると
「お前は本当にルービスか?」と
「
「あの
「
さすがにそれは傷つくよヴィンさん。
「ヴィンさん失礼ですよ!【
ソニア…フォローになってない…。
泣いていいかな?
「ルービスさん早くおかわりください。」
本当にブレないねレティは…
「はいはい。もうすぐ焼けるから!」
「急いでください。」
「分かってるよ!」
「
「ソニア。仲がいいと思える部分はどこかな?僕が
と言った時、ソニアの顔に
以前にもこの顔を見たことがあるぞ。
どこだ?一体僕はどこで
「何か
ソニア。その顔本当に怖い。顔はにこやかなのに目が笑ってないよ?
「…」
ヴィンさんはただならぬ空気を
「
「見てくれよソニア。この人は肉を焼くとそれしか目に入らないんだ。」
「へぇ~。」
あぁ…もう何を言っても
ヴィンさん助けてよ。
僕はヴィンさんに
このハゲマッチョ、後で覚えてろよ?
「ルービスさん?」優しいソニアからの呼び声、今は何よりも怖く感じる。
「は、はい!」
何とでも言えばいい。僕は今最大級にビビっている。
「お肉が焦げてしまいますよ?」
「あ!はい!」
急いで
「ルービスさん。
お願いだから少し
ソニアとレティからの
僕は少し震える手でハンバーグを切り分けていく。
焦げた部分はヴィンさんに食べさせよう。
さっき僕を
「ど、どうぞ。」
ソニアとレティの前に焼きあがったハンバーグを差し出す。
「美味しそうですね。」
「待ちわびましたよ!」
上品に食べるソニアに対しがっつくレティ。
どっちが元王族なのか分からなくなった瞬間だった。
「どうぞ。ヴィンさん。」
ヴィンさんには焦げたハンバーグを差し出す。
「お、おう。」
さすがに文句は出ないか。まぁ、受け付けないけど。
みんな
ヴィンさんは疲れと
ソニアも疲れているのか少しぐったりしている様子だ。
レティは「
誰のための
さて、それでは後片付けをしちゃおうか。
僕が使用した
「レティさん。せめて後片付けくらいは私にやらせてください。」
皿などを運ぼうとしているレティにソニアが
「今日くらいは休んでいてください。あなた方の
「いえ。ここまでしていただいて休んでいるわけにはいきません。それに…」
少し言葉を
「ルービスさんとお話したいこともありますし。」
続いてソニアが発した言葉に、僕は思わずギクッと体が
「そ、そうですか…。それじゃぁ…お願いしてもよろしいですか?」
レティ。君まで僕を見捨てるのか。
「はい。お任せください。」
にっこりと笑いレティから皿を受け取るソニア。
話しって何だろう…嫌な予感がする…。
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