リプレイ:09(深夜)奇襲1-1
クランク率いる冒険者諸君は、ひとまず睡眠を取るため野営をすることになった。
睡眠のいらないメリアのユグ(フェロー)、女性陣の護衛を買って出たNPCのクランクとペットらしきグレイリンクスの2名と1匹が見張り。
PL1「木が起きてるから、大丈夫でしょ」
PL2「ああ、
オビとNPCのサンリアはテントの中で睡眠。フィーは彼らから離れ様子を伺うこととなった。
フィー「(リカント語)少し寂しいですわおーん!」
オビ「騒々しいですわね」
薪を囲むクランクとユグだが、GMの意向でフェロー化しているユグを使いクランクから話を聞きたいなどあれば聞いても良いことしたが、だいたい聞いたと思うの少し踏み込んだ話をさせるかと考える。
PL1「フェローに責任を押し付けていくか。木だしね」
ユグ/PL2の操作「私に人間の感情を当てはめないでもらえますか?」
ユグ/PL1「それでも私、木なので大丈夫です! 全部気のせいなんです!」
PL2「すげぇ木だな」
複数のユグによる葛藤の果てに何も聞くことが無いので、GMがユグを使ってクランクの状態を聞く。
GM/ユグ「おじさん寝ないんですか?」
クランクに話しかけると、俺は寝ないと頑なに拒んでいる。それでも疲労はたまっている様子だ。
ユグ/PL1の操作「寝て良いんですよ~(膝枕の用意)」
GM/クランク「やめろおおお寝たくなああい!」
PL1「そういえば、メリアの太股って柔らかいのか? 木だよ?」
GM「人間に草生えてる感じだから柔らかいんじゃん?」
PL1「都合いいな」
GM「それがソード・ワールド」
ユグ/PL1の操作「そんなに寝たくないなんて、誰かに追われているんですか?」
そう言われるとクランクはギクッとなる。
PL2「もっと問い詰めるか!」
PL1「ギクッてなるんかい」
ユグ/PL2の素「ま! ここは信頼関係を築くということで隠し事は無しで!」
GM「どんどん馴れ馴れしくなっていくな!笑」
ひとしきりふざけていた所で、唐突だが危険探知判定を振ることになるが、振れる人間が近くにいないので、グレイリンクスが反応する。
テントから突然サンリアが飛び出す。
PL1「え?」
サンリアはナイフを構えクランクに向かっていく。
グレイリンクスはサンリアに襲いかかり足止めをする。
PL1「コイツ何やってんだ!」
PL2「やばい、いきなり過ぎて何が何だか……」
PL1「ここで襲撃するより様子見た方がいいよね。それでも攻撃しに行ったてこと?」
GM「そういうこと」
PL達並びに冒険者達が混乱している中、グレイリンクスが吹き飛ばされサンリアはクランクへ突撃する。
フェローのユグが行動阻害の為クランクの前に出るが軽く押し倒され転倒。
充分時間が稼げた(防具等の準備可能)ところでPL達が行動出来る。
オビ「何をやっていますのサンリアさん!」
オビが透かさず戦闘特技「かばう」の使用を宣言。テントから薪までの距離は3mと決めた為判定可能となる。
ここでイベント介入戦闘になる。
○イベント戦闘
特殊条件:サンリアの攻撃をクランクが受けると即死する。
フィー/PL1の素「即死かよ!」
オビ/PL2の素「じゃあやっぱり守らなきゃ、私は攻撃受けても即死しないよね……」
GM「それは大丈夫。笑」
とりあえず、皆最初に先制判定を振る。
サンリアの先制値14を越えることは出来ず先手を取られてしまう。
だが、今回オビのかばう判定から始まった戦闘の為オビのかばうのみ一番始めから宣言して良いこととなった。
オビ「よし、ダメージカモン!」
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