第14話 うどん
うどんと言えば、私は
私の中でもうどんの食べ方は、茹でたうどんに温めためんつゆをかけて、刻みネギや生卵を乗せた物で有るが、稲庭うどんや水沢うどんは、ざる蕎麦見たいに冷やしうどんで食べる。
しかし、稲庭うどんの地元では、温かいつゆで食べるのが定番らしい。
私がうどんを食べる時は、冷やしうどんで食べる事は殆ど無くて、天ぷらうどん、きつねうどん等の、丼に入った温かいうどんが中心で有る。
冷やしうどんは夏を中心にしか食べてない。美味しいのだけど、やはり汁物と一緒に食べないと、2人前は平気で食べられてしまうからで有る……
愛知県・名古屋市近郊では、うどんよりきしめんの方が地位が高い。
うどんよりも平たくて幅広の麺で有る。別名では、平打ちうどんと呼ばれる。うどんと比べて面積が広い分、モチモチ感を楽しめるが、少々箸で掴みにくく食べにくいのが難点だ。
他の地域でも形状や呼び方は違うが、平打ちうどんの仲間がいる。
名古屋の話が出て来たので、ついでに書き記すが、愛知県で煮込みうどんと言えば醤油味では無くて、味噌味の煮込みうどんの方が主流で有る。
豆味噌をベースにしたつゆに、うどんを入れて煮込んだ物だが、味が濃厚で
何故、芯が残っている状態で提供されるかは、生麺をそのまま煮込むからで有るが、芯を残す店とそうで無い店が有る見たいだ。それに関しては、注文する時にお店の人に聞いた方が良いだろう……
名古屋の有名味噌煮込みうどん店は、芯が残っている状態で提供しているらしい。
私の場合、味噌煮込みうどんは、芯が残っていた方が美味しいと感じてしまうが……、有るお店で昼食を取っていた時、恐らく味噌煮込みうどんを初めて食べた人は『こんな塩っ辛くて、生煮えの麺なんか食えるか!』と大声で
讃岐うどんもそうだが、伊勢うどん等のコシの無いうどんを中心に食べている人が、普段と違ううどんを食べたら、憤慨する気持ちも分からないまでも無い……
その
他のうどんで食したことが有るのは、味噌煮込みうどん・カレーうどん・焼きうどん位しか思いつかないのでカレーうどんを紹介する。
もちろん、茹でたうどんに普通のカレーをかけたのでは無い。きちんと、鰹だしをベースにした出汁で作ったカレーをかけた物で有る。
カレーうどんにも有名な地域が有るらしくて、調べてみると愛知県・豊橋市のカレーうどんが有名みたいだ。
豊橋カレーうどんを食べたことは無いが、豊橋カレーうどんは、丼の底にとろろご飯が有って、その上にカレーうどんが乗っている。
聞いただけでもボリュームの有りそうなカレーうどんだ!
私が食べたこと有るのは、普通のカレーうどんで有る。
カレーうどんは和風出汁が効いていて、ネギや鶏肉等も入っていて美味しいが、箸で
インスタントのカップうどんも美味しい。
一昔前のカップうどんは、麺の食感もイマイチで、あくまでうどん風だったが、最近のカップうどんは生麺タイプも有るし、油で揚げたタイプでもかなり生の食感に近い物も販売されている。
カップうどんなら、お湯だけを準備すれば気軽に食べられるので大変便利で有る。
調べて見ると、全国各地に色々なうどんが有ってびっくりした。
山梨の郷土料理でも有る“ほうとう”を食べた事が有るが、
うどんの世界も、奥が深いのだなと感じた……
第14話 おわり
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