第18話陽菜ちゃん…元気だね

〜時は少し戻り水瀬視点〜


今日も教授の講義が終わり私が筆箱を閉まっているとパタパタと陽菜ちゃんがこっちに小走りで走ってきて開口一番に私にこう言ってきた...。


「花音ちゃん!私海に行きたい!」


「え...?海?」


「そう!海!」


「どうして海に行きたいの?」


「ふっふ〜ん!聞いてくれますか!」


「は、はい...」


「それはね...」


「それは...?」


「新しい出会いが欲しいの!」


「えぇ...」


私は今陽菜ちゃんが何を言っているのか全然分かりません。

いや、意味は分かるんですよ?でも、何でそれを私に言うのかが分からないのです。


「む!その顔は何で私を誘うのかって思ってるね?」


「人の思考を勝手に読まないでよ...」


「ごめんごめん。まぁ、私なりのお節介かな」


「お節介?」


「そう!これからイベント事が沢山あるのに花音ちゃんったら今まで通り過ごそうとしてるんだもん...少しくらい遊んでもさ、いいと思うんだ」


「陽菜ちゃん...」


陽菜ちゃんなりに私のことをこんなに考えてくれてるんだなんて...


そう、私が感動していると...


「それに私も出会いが欲しいの!」


「陽菜ちゃん?」


「20歳になった私ですが中々いい出会いがありません!さぁ、困りました!それならどこに行く!それは海しか無いのです!」


「...陽菜ちゃん。落ち着こう?ね?」


「無理だよ!このテンションは誰にも止められないんだから!」


と、陽菜ちゃんは٩(๑> ₃ <)۶と、しながら訴えかけてくる。


「もう、盛り上がるのは良いけど...海なんてどうやって行くの?ここからだと車じゃないと行けないよ?」


「あ〜...考えてなかったよ」


「やっぱり...」


「う〜ん...どうしようかな。花音ちゃん車の免許持ってる知り合いとか居ない?」


「う〜ん...」


車の免許持ってる知り合い...ですか。

私の地元なら沢山いたけど...こっちの知り合いなんて...


「あ...」


一人思いつきました。でも、免許を持ってるかは分かりませんけど...うん。


「どう?」


「一応聞いてみないと分からないけど今度聞いてみるね」


「うん!あ、それじゃあさ、花音ちゃんのその知り合いの人たちと一緒に海に行かない?」


「え...?」


「だってさ車を出してくれるならその人達と遊びたいじゃん!あ、リクエスト出るかなぁ...?」


「リクエスト?」


「そうそう、実は私結構なオタクなんだよね...だから今まで出来た彼氏は皆ドン引きしちゃって別れちゃったの」


「そっか...うん。分かった、聞いてみるね」


私がそう言った瞬間一通のメールが来た。


『こんにちは水瀬さん。和泉です。今日少し相談があるんですが大丈夫ですか?』


なんてタイミング!

ちょうど私も相談したいことがあったからちょうど良かったです!


私はメールを開いてポチポチとメールを作成しました。


『こんにちは和泉さん。水瀬です。ちょうど私もご相談があったので大丈夫ですよ!そうだ、なら今日も晩御飯一緒に食べませんか?』


「よしっと。これでいいかな」


私が満足していると陽菜ちゃんが首を傾げながら私に聞いてきました。


「さっき言ってた知り合いの人?」


「そうだよ。向こうもなんか相談があるらしいからついでにこっちも相談してみるね」


「わーい!よろしくね、花音ちゃん!」


「はいはい。でも、あんまり期待しないでね?」


「うん!ダメだったら別なこと考えるから大丈夫だよ!」


そういい陽菜ちゃんは楽しそうに計画を練り始めるのでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


皆さん!おはこんばんにちは!

青の空です!


ヤバいですよ...。

昨日何気にラブコメランキング見たんですけど...日間ランキング12位だったんです...。


( *'ω')ファッ!?ってなりました。でもまぁ...


ありがとうございます!!!!!


さて、驚くことに昨日は皆様のおかげで3000PVを遂に超えました。


それにブックマークの数も二百を超え...最高です。


それでは☆をくれた方々を紹介します!


Hinaki さん

@gonntakun さん

ネコスキー さん

@kani0520 さん

@qqnf3rx9k さん

@porimoti1454 さん


こんなに沢山の方に☆を頂くことが出来ました!本当にありがとうございます!

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