柔らかな発想で紡がれる言葉から音楽が聞こえてきます。軽快でポップながら、時に切なく、時々に二度見してしまう。度々宇宙にも飛び出そうとしますし、事件性もありますが、これが微視的なこの世界の構造なのでしょう。「異星の学び方」「無限の猿定理」「首都奪還」と好きなの三つ選んでみました。貴方も是非
とても短い文章ですが、引き込まれます。また短いがゆえに次も次もと読み進めてしまうため、話数が多くなれば翌日は仕事や学校に遅刻する可能性大です。皆さんも是非読んでみてください!
こういう短編集って☆をつけるタイミングが難しい。でも、そんなの気にすることはなかった。さくっと140文字で綴られる極小単位の小説群は、どこから読んでも読み飛ばしても遡って読み返しても、するっとこちらを受け止めて受け応えて受け入れてくれる。好きな時に好きなだけ読める不思議なお話。ずっと続けてほしい小説です。