他人とコミュニケーションとるの難しいって実感した日(令和四年九月五日)

※ある人物に関する言及を大幅に編集した。

 しんどさ三ねむさ四、万歩計八五二三

 昨日は二一時には寝てた。夜中の三時半すぎに暑さで起きたが、なんとエアコンをつけたら排気口からゴキブリがこんにちはしてきた。飛んできたよ、ビックリだ。ゴキ様はベッド裏に逃げて行ったが、その後カーテンにのっそり現れたので、虫スプレーの残りを全部ぶっかけた。しかし効果はないように見え、逃げられてしまった。そのまま二度寝できず起きていた。

 五時から七時まで横になってた。今日は病院のデイケアだ。ゴミ出しはしなかった。コンビニでグリーンスムージーを買ってきて朝飯にした。朝の薬もちゃんと飲んだ。

 八時になったので自室を出て、デイケアに行った。午前中は書道をした。「柿」と「永」をずっと書いていた。「永」は書道の練習に最適な止めと払いを含む要素が入っているので良いらしい。フォントの違いを見るのも「永」がいいよね。

 午前中のプログラムが終わってから、スタッフのOさんに昨日の愚痴を聞いてもらった。

 そして、どう異常行動を指摘するか?という話題になった。

「アイメッセージがいいですよ」と教えてもらった、つまり「私はこう思った」と相手の行動を叱ったり責めたりせずに伝えるテクニックである。「昨日は突発的な行動で私は気分を害した」ってな具合に使うやつだ。こりゃいいや。

 昼はブリの照り焼きだった。昼の薬も飲んだ。

 午後は読書の時間だったが、眠気がつよくてうとうとしていた。雪国は相変わらず脳に入って来ない。

 午後のプログラムも終わり、会計を済ませ病院を後にした。ゴキ様キラーを買わねば。

 スーパーに寄り日用品コーナーでゴキブリスプレーを買った。そのまま真っすぐ帰宅せず、銀行に寄り、通帳記入をした。入金があるか確認をするためだ。保険屋からも入金があるかを確認した。入金はなかった。

 そしてセブンに寄ってから帰宅した。帰宅したら即カーテンの奥、モニタの横にゴキ様の死骸を確認した。実際にはかすかに動いていたのでしぶといなと思ったりしたのだが。

 死骸を片付けて、バームクーヘンとレモンジュースを飲んだ。

 そして昨日の反省会を独り開催した。

 昨日は会合の途中で俺が疎外された事。それで悲しい気持ちになった事。他の参加予定者からも連絡がなかった事が悲しかった事。行動を非難するより、自分は悲しかった気持ちをラインで相手に伝えた。

 そしたらグループから除外された。おいおい。問題行動があって、それを指摘(直接はせず)したら除外かよって呆れた。

 相手からは「グループを三人でします、いいですか?」と言葉足らずで送られてきたので「いいよ」とは返した。俺は以下のように解釈した「俺抜きで会合します」と。ところがいきなり除名された。なんと!

 相手は何を考えてるのだろう?やはり衝動で行動してるからか、深く考えてないのが言動から透けて見える。俺は未熟者めと思った。まあその経験のなさも含め「やってみなされ」な気持ちで巻き込まれたので、怒りの感情はない。ちょっと悲しい気持ちは入っているが。

 その後も少しメッセージが続いたが、文脈が読めない「大人なんだから譲歩して謝れ」というメッセージが来ておどろいてしまった。

 どういう事なのだろうか?何に対して謝れと言うのだろうか?気分を害したと伝えた事を謝れと言うのだろうか?

 それを人は「逆ギレ」というのだが。

 と、断片化された思考は読めないし、言葉を重ねても統合失調症の人と意思疎通するのは、非常に難しいと実感するのであった。

 思えば、同じく統合失調症のYさんが急に怒り出して、そのスイッチが意味不明でキレ散らかすのを見て不思議に思っていたが、相手もそうだったのかと腑に落ちた。こりゃコミュニケーションに難があるというか、病気によって意思疎通の機会も奪われるのか、めちゃくちゃ辛いなと思った。

 Cさんともラインをして、情報交換をしていた。二人の共通認識では「Tさんと意思疎通するのはコミュニケーションコストが高い」という点だ。お互い自分のメンタル保護が優先だし、こりゃ適当に切るのがいいのかなとも思う。

 その一方で当事者グループが発足したのだから、はじめから順調ではなく、荒れた方がよりマシという考え方もある「べてる」方式だ。統合失調症の当事者グループで、一〇代の女子が主宰とかありえない訳だし。

 相手から「他の人も怒ってます」とメッセージがあったので「そりゃ怒るだろうよ、俺は怒ってない、呆れてるけど」と返した。

 てか文脈が読めない。他の人が怒るからなんだというのだ?俺を怒らせるような未熟な事をしたのに?なんだか混乱してきたぞ。

 実際「この糖質がー!」みたいな罵倒も思いついているが否定し、呆れてるという感情が一番強い。と同時に病気によってこれほどまで意思疎通ができなかったり、経験不足っぽい他者とのかかわり合い方に、順調に苦労してるなとも思った。伸びしろしかないじゃん羨ましい。

 俺自身の反省点はあるか振り返ってみるが、思いつかない。ADHDだからなのか、中年の無自覚な自信なのか分からない。人混みが病的に苦手なのを伝え忘れたので、それは敗因だとは思っている。

 そういえば、彼女の行動が粗雑で、それはキッズに特有なのか統合失調症の人特有なのかは不明だ。具体的には、人混みでぶつかりながら平気で進んで行ったり、人の流れを無視して靴紐を結んだりして、事故りそうになってたとかだ。そういう点に気づく俺は神経質すぎるのだろうか。

 と、日記に戻る。一七時ごろからはじまったラインのやりとりを続けつつ、ユーチューブを見て、グリーンスムージーを飲み、夜の薬も飲み、星月べーるのドラクエビルダーズ配信をBGMにこの日記を書きはじめた。

 こんなにあけすけに書いていいものだろうかという気分を持ちつつ。プライドはまあないから「ごめん」とは送れるが、何に対して謝るのか分からんので不用意に謝れないのだ。これも病的なこだわりなのだろうか?謎だ。

 というか、病院のデイケアや文芸サークルで俺と顔を合わすのに、彼女がキレてどうするんだよ。調子悪くなって(という事にして)来ないつもりかな?考えがまだ浅いんだよなあ。俺と顔合わすの気まずくないか?その辺まで考えてないのだろうな。ちなむと悪感情はないのでむしろ哀れんできている。(そして実際、後日に分かるが彼女は逃げ出した)

 どうしたらいいと思うか?プライドが高そうな彼女には今は何を期待しても無理だろう。

 どうして俺を疎外して旅行の話に終始してたか、については話を聞いてみたいと思うが、意地悪だよなあ。

 さて日記も終わりにして風呂って寝なければ。ほなまたね、ごきげんよう。

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