店のトイレに財布を忘れてしまい、脂汗がでた(令和四年七月一三日)
しんどさ一ねむさ三
万歩計一一八四八、小指手術後一四九日目(最終日)。
夜中の三時前にトイレに起きた。二度寝した。七時前におきれた。
あわてて隣のコンビニへ行き、メンチカツサンド、チョコパン、飲むヨーグルトを購入して朝食にした。朝の薬も飲んだ。風呂に入ってない!ぎゃあす。ニュースを流しながら出る仕度をはじめた。
八時すぎに自室を出て、徒歩で井土ヶ谷駅前まで移動し、聖隷横浜病院循環バスを待った。早くつきすぎたので暑い中待っていた。苦痛であった。
九時ちょっと前に聖隷横浜病院に到着した。検温して受付を済ませ、右手小指のレントゲン撮影をしてから診察だった。結構待った気がする。診察はすぐに終わった。これ以上治療する事もなく、治療は終了になった。Kドクターともこれが最後だと思うと悲しい。いい人だと思った。根拠はないけれど。
保険屋へ提出する書類と領収書の束は金曜日に病院へ持っていかねばならない。覚えておかなければ。
と、病院に行く用事は一〇時前に終わってしまった。そういえば、出かける仕度の際にSDカードに職務経歴書をコピーしといたのだった。それを井土ヶ谷駅前のファミマでプリントアウトしておいたのだ。これを持って中華街の職業安定所(以下職安)へ行こうと移動を開始した。
バスが来ない。二〇分は待たなければならないので目の前を通り過ぎるタクシーから一台ピックアップして、それに乗って移動する事にした。ちょっとした贅沢だ。山の上から二〇〇〇円弱で中華街入口付近までかかった。今の職安の場所は知らないようで、ちょっと離れた場所に降ろされてしまった。
バスを待っていたら、交通費はかからないがもっと汗まみれになっていただろうな。
障害者手帳を提示すると、タクシーの料金を割り引いてもらえるのだが、途中でメーターを止めて、値引きの代わりにしていた。オマケしてくれたようだが、不正みたいで腑に落ちないなあ。でもクレームにまではしない。レシートがあるからどこの会社の誰かまで分かるのだけれども。
職安では担当者じゃない人が担当になり、職務経歴書を添削してもらったが、一時間ほどあーでもないこーでもないとダメ出しは続いた。最後にA型作業所を何箇所か検索したうち、二箇所にしぼって見学の予約を入れてもらった。
そのうち一箇所はなんと今日当日の一四時に見学がOKとなった。急展開すぎる。二箇所の事業所の入っているビルを現地確認してから、不老町交差点のファミレスでランチにした。
盛岡冷麺とサンデーとドリンクバーだ。これも贅沢した。というか気合を入れるのであった。まだ時間があるが、ランチで混んでるファミレスにそのまま長居はしたくないので会計をして一旦出るのであった。
事業所Jの確認し、ビルの看板をチェックして、元てんやのあった場所にできていたユニコーヒーでホットのカフェラテを飲んで一時間ほど時間をつぶしていた。
ここのトイレでふんばった。運がついていた気がする。
一四時少し前に事業所Jの受付インターホンを鳴らした。事業所の見学だ。それはつつがなく進み、一四時二〇分には終わってしまった。徒歩と電車で帰宅した。
帰宅してから昼の薬を飲んだ。舞元啓介のにじさんじ甲子園の配信アーカイブを見た。
一六時すぎには牛さんのニーディガール・オーバードーズの配信アーカイブを見たり、トピアで夜顔さんの配信を見ていたが、上大岡就労支援センターへ連絡するのを忘れていたので電話した。
職安のスタッフから「就労支援センターに登録していたら、就労活動はじめた旨を報告しておいて欲しい、場合によっては就職面談に同席もあるから」と言われたからだ。それは杞憂に終わったのだが、ともあれまとまらない頭で電話は終わったのであった。
異変に気づいたのは一九時すぎである。隣のコンビニへ夕飯を買いに行こうと財布とエコバッグを取り出そうと思ったが、どうも財布が見当たらない。
やばい。どこかに財布を忘れてしまったようだ。どうしよう?パニクった。まず明日の文芸サークル主催の作家先生へラインをした。
「財布をなくしたので一銭もありません、ので明日の文芸サークルは欠席します」と。
とりあえず飯ぬきだが、夜の薬だけは飲んだ。
警察へ連絡とも思ったが、忘れ物受付電話はもう営業時間外だった。WEB受付をしようと作業をはじめた時であった。
そういえば、ユニコーヒーのトイレで財布を置きっぱなしにした気がする、と。
そこからすぐユニコーヒー関内店へ電話した。財布は保管されてあった。感謝、神よ。
さっき「運がついた気がした」と書いたのはこの事があったからだ。財布を忘れたのに出てきたのだから。
ただ、おそらく現金は抜かれてるだろうなと思った。なのでいつ回収に行くかその電話では結論を出さず、今夜か明日には行くからと言って電話を切った。
さて、一銭も持ってないのに関内駅までどうやって移動するのか?福祉パスを持っており、そのパスケースは財布と別にデニムパンツにナスカンとゴム紐でくくられているのだった。パスケース内には数百円の残高だがパスモもある。片道分の足代はあったのだ。これもツイていたと思う。
そして意気揚々と「神はいた」とツイートして再び自室を出て関内へ向かった。
ユニコーヒーについた。財布を忘れた人だと告げ、それを返してもらった。現金は全額残っていた。ので、お礼にと一〇〇〇円札を一枚だけ(三〇〇〇円少しだったので)レジのスタッフに渡そうとしたが断られてしまった。
で、コーヒーでも買ってやればと思ったが、夜二一時すぎにコーヒー飲んだら絶対眠れなくなるので「この時間にコーヒー飲んだら眠れなくなるので、後日また来ます」とつげ立ち去ってしまった。
これでよかったのだろうか?
すぐ帰宅した。途中で牛丼並(四〇〇円)を購入して帰宅してすぐに食べた。涙が出るくらい美味しかった。さっきから脂汗が出まくりだ。動揺が激しかった。
食休みをしながらこの日記を書きはじめた。二三時からサロメ嬢の動画公開があるはずだが、今日こそこれを書き終わったら風呂の仕度をして、風呂に入るのだ。
ところで、A型事業所の人気は高くなっているようで、求められるスペックが俺程度では駄目なのかも知れないと思ったりした。受かる受からないはともかく、八月のお盆前に面接の一つでもやって駄目を出されるのが目標ではあるので、その方向でやって行きたい。今日見学した事業所で働くイメージがまったく見えてこなかったが、今までだってそうだったので気にしない事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます