深夜テンションで書く日記はどうもよくないなと感じている(令和四年四月一五日金曜日)

 しんどさ二/一〇ねむさ七/一〇

 万歩計八四七、小指手術後六〇日目。

 右手小指の先はまだうっすら赤い。曲げ伸ばしはできるものの、左手を使ってストレッチするとまだ痛い。痛み止めはまだ飲んでいる。腫れ止めは切れてしまった。ゴールデンウィーク明けに診察があるが、そこでどういう結論が出るのか不安がある。考えないようにしようと思う。考えた所で結論は出ないし、脳の資源を無駄に消費するからだ。

 夜中一時に寝て、朝七時に起きた。ゴミ捨てをして、パンの朝食と朝の薬をして、午後に業者がくるのでデイケアは休むと電話してから二度寝した。これが良かったのか、悪かったのは判断は保留だ。

 昼の一三時前に起きた。一三時から一五時の間に電気設備点検に業者がやってくるので、今日はデイケアを休んだのだった。いつ業者が来ても大丈夫なようにと慌ててコンビニ飯の昼飯にした。薬も飲んだ。

 時間つぶしはトピア(スマホアプリ)だ。カラオケをしてると時間が溶けるように流れていく。一四時すぎに業者がやってきて、分電盤の点検を済ませ、すぐに帰っていった。トピアからは誰かの歌が流れていた。今日の予定は終わったので、久しぶりに自分でカラオケ配信をはじめた。一時間半くらい歌った。選曲はランダムではじめて、途中からアイドルマスターシンデレラガールズの曲をランダムに選曲した。久しぶりに歌うとクオリティがやっぱ下がるなと感じた。歌って継続的に続けないと駄目な筋力みたいなモノなのだなと感じた。

 歌ったら小汗をかく程度に背中が暑くなっていた。一方、部屋はめっちゃ寒かったので暖房を少し入れてから、一六時二五分には仮眠しますと記録して寝てしまった。これはよくなかったと思った。だが眠気が強烈だったのだ。

 二一時少し前に起きた遅めのコンビニ飯の夕食と薬、ヒカキンの動画を少し見て、兎鞠まりの配信を流しつつ、うつらうつらしていた。日記を書く余裕もなく一〇時五〇分には寝てしまった。入眠はすぐにできなかったが、目を開けていられなかった。ここ数日不眠が続いていたが、やっと目が限界を訴えたのだろうと感じた。トイレに起きたのは夜中の二時一九分。そこからBGMもなしに二日分の日記を書きはじめた。やっと気持ちを言葉にする事ができた。自分の感情をどう言葉にすればいいのか分からなかったし、複数の感情がごっちゃになってたし、単純に混乱していたからだ。日記を書くことそのものは精神に余裕がないとできないのを実感した。

 こんな状態だが、明日は草径庵に行ってコーヒーを飲みたい。三島由紀夫の葉隠入門の続きを読むのだ、多分。

 そうだ。今月二〇日にワクチンを打ってから半年が経つらしく、ワクチンチケットが送付されてきた。予約なしでなんとかならんかなとチケットと書類をファイルに入れて持ち歩くのもいいかなと思ったりしている。

 その他、ハローワークに行かねばだし、作家活動と平行して何か他をしなきゃという、割と忙しくなってきた人生である。いっそ食えない作家とかいう経歴をつくって実質無職なんだがそのままなんとか生活していくっていうクソな人生設計もありかなとか思ってしまっている俺もいる。駄目じゃん。とりあえず現金収入が欲しいのでハローワークには顔を出したい。仕事はデータ入力とかそういうのでいい。とことん楽な人生になりたいのだ。もう苦労は十分したので楽になりたい、死以外で。と、自分を深堀すると虚無なのだよなあ、深夜テンションだからかも知れんが。

 だから深く考えたりしなかったり、心情を描くのを拒否してるのかなとも思った。深い絶望も書けば文学になるのじゃね?とも思った。救いようのない人生だけどもさ。

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