ブックカフェで作家先生から自分史ダメ出しをされてきた(令和四年四月九日土曜日)

 しんどさ2/10ねむさ3/10

 万歩計三二九七、小指手術後五四日目。

 昨晩は二三時に寝た。今朝は五時に起きた。

 寝起きにスマホアプリのトピアにログインして、カラオケを……せず、コイン回収をしていた。夜顔さんの配信に入室して、ランチパックの朝食をとったのは六時になってからだ。朝の薬も飲んだ。役所の書類を朝一で片付け、切手を貼ってポストに投函してきた。

 書類仕事が病的に駄目だったが、ここ数ヶ月はその病的がとれ、苦手程度に減った。元気が回復したからだろうか、訓練の結果だろうかわからない。

 八時には食休みしつつ横になっていた。九時少し前にパソコンを見たら、草径庵の安木さん(庵主)からツイッターにダイレクトメッセージが届いていた。「作家先生が今からきますけど」と。なんてこったい。朝一からからよ。と、慌てて着替えて草径庵(ブックカフェ)にでかけた。

 バスと徒歩で草径庵についたのは一〇時少し前だった。庵主への挨拶もそこそこに奥のテーブル席に作家先生を見かけて近づき、挨拶をした。なぜか作家先生は俺のプリントアウトされた自分史の校正を広げ、ココアか何かを飲んでいるようだった。

 いきなりその場で文芸サークル出張版がはじまった感じがした。原稿の校正が済んでいる分を手渡された。鉛筆がきで校正(厳密には校閲だと思われる。いわば著者校正ではなく作家先生による手直しだ)が入っていた。それら内容を俺は確かめつつ、昨日の父母を交えた四者面談について説明をしていた。

「親父に投げたボールが投げ返されなかったのですよ」と俺は説明をした。作家先生は理解が出来ないといった表情をしていた。昨日のショックを思い出しつつ作家先生になんとか説明を試みたが伝わっただろうか。

 ちゃんと挨拶できなかったが、作家先生をこの草径庵に連れてきたコミュニティカフェの店主さんと庵主は俺と作家先生が話している間、二人で遠くに離れて会話をしていた。配慮に感謝した。

 何を話したっけ?自分史の駄目出しをされつつ、昨日の四者面談の報告をして、小説懸賞のアレコレについて説明をされ、文章を書く事の難しさについてや、いい文章を書く作家の紹介をしたりもした。俺は主に聞くに徹していた。

 一一時半になった。作家先生とコミュニティカフェの店主氏は草径庵から立ち去った。ようやく読書とコーヒーの時間になった。さっきからやたらとトイレが近いのが気になった。

 川端康成の高原、三島由紀夫の葉隠入門と読んだ。高原の中の中編ふたつ、葉隠入門の冒頭と解説を読んだら一時半になったので会計をして草径庵を退出した。高原は俺にはなんだかあわなかった。文学と相性が悪いのかな?葉隠入門の文章はスッと入ってきた。文体とか仮名遣いとかだけなのかな。うーむわからん。

 一四時に帰宅した。小水がもれそうになったので慌ててトイレに駆け込んだ。もれる所だった。危なかった。排水してから隣のコンビニでゼリー飲料とカップ麺を購入してきての昼飯にした。昼の薬も飲んだ。家計簿の入力をして、スマホアプリのトピアにログインした。現実逃避だった。

 一六時四三分からは自分の枠をはじめた。カラオケルームを配信した。兎美さんとJUNさんがやってきたので、コラボ通話をして近況報告をする会話をしていた。

 JUNさんが厄介に絡まれてトピアしてなかった話がキツかった。ギブアンドテイクに関する話もキツいが、厄介に粘着されたのは同情する。

 兎美さんの状況に同情した。パートでは休憩時間に誰とも会話せず、子どもはまだ会話相手には不十分すぎで、ママ友とはろくに会話する状況ではなく、トピアで誰かとしゃべるのが唯一の息抜きだと言ってた。旦那は仕事で忙しくて会話する訳ではないらしいと。

 社会的に孤立すると老人は老化が早くなり認知症も急激に進行し、若者はドラッグやカルトに走り欧州ではテロリストになったりする事例もあり、社会ネットワークへの攻撃をはじめたりするのを思い出していた。ましてや子育て中のお母さんだ。その苦労は察するにあまる。

 一方の俺はどうだというと、草径庵(ブックカフェ)に週一で通い、病院のデイケアに週三で通い、ヘルパーさんが週一、訪問看護も週一、カウンセリングが月イチ、精神の診察が月二、文芸サークルが月二と複数の社会ネットワークに所属しているので不安定さはかなり少なくなっていると思われる。

 真面目な話になってしまったが、配信はいたって不まじめにやっていたと思う。

 一九時に配信は終わり、隣のコンビニで豚ラーメンとポテトサラダを購入して夕食にした。夜の薬も飲んだ。食後に昨日買ってわすれていたフルーツサンドも食べたらお腹がパンパンになってしまった。食休みをしていた。

 二〇時になった。朝陽にいなの雀魂配信をすこし見てから、友友氏(現役高校生男子。日記つながりで最近仲良くさせてもらっている)とディスコードで少しばかり通話をしてみた。現役DKとオジサンの組み合わせは創作にたいして真摯な事以外は接点がまったくない。いいのかこんなんでと思いつつ、話しを聞かせてもらった。若いっていいねと思った(語彙なし)。

 二一時になった。柚原いづみ(あにまーれ所属の女性Vtuberで趣味がおもちゃなために男児と呼ばれたりしている)の雀魂コラボをBGMに今日の日記を書きはじめた。日記は二二時四五分になっても終わらず、配信は終わってしまい、兎鞠まり(ボイスチェンジャーおじさんだけどどう見ても女性にしか見えない兎をモチーフにしたVtuber)の配信をBGMに日記書きを続けている。

 二三時になった。ざっくり推敲をして公開するが、じっくり考えて三行日記にした方が作家先生としては喜ばしいのだろうなと思った。手癖で書かせてくれー。

 明日は全日休み、明後日はメンタルの診察だ。

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