インタビュー公開/茶飲み話をしてきた

 令和四年二月二十五日金曜日の日記。

 しんどさ5ねむさ3、万歩計9661

 祝!十年以上ぶりのインタビュー記事を公開して、自分史に彩りを与えられた気がしている。

https://kakuyomu.jp/works/16816452218803644962/episodes/16816927861092493657

 小指手術後十一日目。

 昨日は午後九時すぎには寝ていた。病院の処置で疲れていたからだ。

 夜中の午前二時に起きて、兎鞠まりのエルデンリング配信を少し見て、マグロナちゃんもエルデンリング配信をしていたので少し見て、ホロライブ三期生のお知らせ配信のアーカイブを見て、懲役太郎の動画もちょっと見て、午前三時に再び寝ていた。

 再びおきたのは午前七時少し前だった。ゴミ出しと隣のコンビニへ行き、おにぎりを二つ購入しての朝食、朝の薬も飲んだ。マグロナちゃんのエルデンリング配信をBGMに家計簿を入力したり、出かける支度をしていた。

 午前八時になったので自室を出てデイケアに向かった。今日は山を越えたバス停経由にした。気分で行く経路を選べるのはムラっ気のある俺には気分がよい。坂の上り下りは相変わらず息苦しかった。

 バスと徒歩でデイケアについた。朝のミーティングも問題なく終わり、午前中のプログラムになった。個別活動で俺は読書をしていた。増補改訂「べてるの家」から吹く風(いのちのことば社)だ。

 午前中で八割くらい読んでしまった。感想というか、自分を客観視することで当事者研究を行い、メタ思考やメタ認知する事や、底付き体験を通じた回復プロセスについてなど、示唆に富むドキュメンタリーだった。オープン・ダイアローグとの類似性も納得する。

 なぜこの本を読もうとしたか、今書いている日記も含め、自分は日記や自分史を書くことで当事者研究をしようとしているのではないか?的気づきがあって、当事者研究といえば「べてるの家」に行き着く訳で本家取りのために本書を読んだのだ。先行研究を参照するのは悪いことではない。いい勉強になった。

 午前中はあっという間に終わった。昼の十二時になった。昼食は牛肉のオイスターソース炒め、中華サラダ、コーンスープ、米飯だった。無難に美味かった。昼の薬も飲んだ。

 午後一時半になった。午後のプログラムはサークル活動で、俺は所属している「きんこうミュージッククラブ(KMC)」で音楽鑑賞をしていた。スマホからここ五年くらいのボーカロイド曲を流すだけだった。今日は手抜きだった。ともあれ曲の感想を言ったり、曲順を少しいじったりと、それなりに忙しかった。「べてるの家」読了。感想は前段に書いてある通り。

 そういえば書くのを忘れていたが、朝にインタビューした山下嬢からDMが届いており、仕事終わりにお茶しようという流れになった。冒頭のインタビュー記事の公開時間は午後六時に予約投稿していた。おおそうだ、仕事終わりに公開直後の反応もリアルタイムで見られるかも?と二人で横浜某所で待ち合わせる事にした。

 なので帰りのミーティングも早々に終え、そそくさと移動を開始したのであった。デイケアのある病院は横浜市南区と港南区の区堺にあって辺境だ。そこから横浜市内の移動は困難を極める。某所に到着したのは小一時間経ったあとだった。

 早く付きすぎたようだ。先に喫茶店の席をとって待つか、改札口で待ち合わせて短い距離だが喫茶店への道を二人で歩くか……相手が横浜市民でなかったため、それは杞憂に終わるのだが……迷っていた。横浜某駅改札口でしばし待っていると「先に店で待っててくれ」との指示があったため、移動して喫茶店で山下嬢を待つのであった。

 午後六時少しすぎだったろうか、山下嬢がDMで指定した喫茶店の入口にやってきた。当人曰く太ったらしいが、昔と印象が変わってないので安心した。身体の一部がデカいのでそこへ目が行くのを気づかれたかも知れない。(セクハラ親父)

 俺はコーヒーを飲み、山下嬢は紅茶を注文し、談笑は二時間以上?にもなった。つもる話題は山ほどあったし十五年以上の歳月は振り返るにはインタビューでは触れられなかった話題が多すぎる。二人共おしゃべりモンスターだったのに気づいたのは今更だった。

 最近会う人ごとに見せている、スマホに保存してある右手小指のワイヤー写真を見せた。悪趣味だと思うが仕方なし。健康自慢病気自慢する中年男性のそれだと思ってくれねえか。

 ここには書けない話題が多かった。カウンセリングとデイケア以外で話したのって叔母への取材以来だから一ヶ月ぶりくらいか。俺の中で他者への興味が湧いてきているのを感じている。そんな茶話会(二人きりだけども)だった。

 そうだ。山下嬢からおみやげに塩チャーシューをいただいた。この日記を書いている今さっき味見したけど、肉のうまみが凝縮されつつ油のくどさを感じさせないチャーシューで、酒のアテにはいいのだろうなと思った。酒はのめないけれど。

 気づいたらコーヒー数杯で何時間も居座っていた。利益率の悪い客で済まないと思いつつ家計を済ませ立ち去ったのは午後八時を過ぎていた。すっげー会話した!のどが涸れたかも知れない。

 そういえば、この喫茶店も含め横浜某所某駅周辺は山下嬢もよく利用しているらしく、心配は不要だったとの事、なーんだ。

 某駅改札まで山下嬢を見送り、別れて俺も電車に乗り家路についた。速攻DMで「お疲れさまでした!ありがとう!」と送り今日の茶話を感謝した。感謝しきれない。

 途中コンビニへ寄りサラダを二つ購入して帰宅した。早速PCを立ち上げインタビューの反応を見たり、山下嬢の視点、つまり竹内君との出会いと別れを描いた物語へのリンクを挿入したりしていた。

https://kakuyomu.jp/works/16816927861080971709

 行動記録表と家計簿の入力もした。小花衣ももみのFF6配信をBGMにサラダを食べ、夜の薬を飲み、塩チャーシューの味見をした。そして今日の日記を書きはじめた。

 そろそろ推敲の時間だ。今日はザッとだ。ちなむと小花衣ももみの配信は魔列車退治を済ませてナルシュ防衛戦あたりまで進んでいる状態だ。

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