右手小指の画像はグロすぎるので掲載はなしです

 令和四年二月十七日木曜日の日記。

 しんどさ5ねむさ3、万歩計6551

 昨晩は午後十一時に寝ていた。寝る前にいつもの頭痛がやってきて、頭痛薬を頓服してから寝た。

 午前一時にトイレに起きた。眠れず、だてんちゆあの遊戯王配信を少し見ていた。午前二時前にはベッドに横になっていた。頭痛は去っていた。くらい部屋でスマホからは雨の西麻布が流れていた。

 午前四時ごろに寝た。午前五時半ごろ起きた。トイレに行き、自分史の『のらDJとは何だったのか?』を校正していた。気になるミスが見つかったのだ。今日は何度か校正をしていた。ユーチューブからは歌謡曲を流していた。

 午前六時になった。隣のコンビニへ行きおにぎりを二つ購入してきた。ゴミ出しをした。部屋に戻っておにぎり二つの朝食にした。朝の薬も飲んだ。今日は午前中に右手小指の処置がある日だ。その出発時間までまだ二時間はある。ツイッターをして音楽を聞くのであった。

 午前七時になった。記憶がない。多分音楽を聞いてツイッターをしていたはずだ。でなければ『のらDJ』の過去活動の足跡を探していたかのどちらかだ。

 午前八時半になった。出かける支度を開始した。着替え、歯を磨いた。午前九時すぎに少し早いが自室を出た。歩いてバス停まで。

 バス停には早くついてしまったので、マクドナルドでコーヒーを飲んで時間を潰した。バス停で待つのは寒すぎたからだ。あたたかいコーヒーは胃にやさしかった。こごえた指先には熱すぎた。

 午前十時半診察の予定だったが、午前十時には病院についていた。待合室で待機していた。どのくらい押しているのだろうか。十時半になっても呼ばれなかった。午前十一時を過ぎた。やっと患者番号を呼ばれた。待って苦痛ではなかった。右手小指の処置はどんな事をするのだろうとそれが気になっていた。

 処置室へ呼ばれ、中に入った。三畳くらいの小さな部屋である。看護師が手早く指の包帯を外していく。包帯から出てきたのは比較的太いワイヤーがぶっ刺さった小指だった。まるで指から太い釣り針が出ているように見えた。看護師から手を洗うように洗面台をうながされた。熱めの湯で手を洗った。傷口はしみなかった。不思議だ。

 手術後はじめて見る右手小指に興味津々の俺に対し看護師は「今はじめて見るのですか?」と聞いてきた。俺は首を縦にふって肯定した。看護師には見慣れてるかも知れないが俺には生まれて初めての光景なのだった。

 看護師が「ドクターを呼んできます」と離席したので、すばやくスマホを取り出し、左手を器用につかって右手小指のワイヤーを二枚写真にとった。その姿を看護師に見られてしまった。恥ずかしい。だが止められもしなかった。そこで俺は「レントゲンとかCDに焼いてもらえませんかね?」と聞いてみた。

 看護師は「ドクターに聞いてみてください」とその責務にない事をアピールしたのであった。ほぼ同時にドクターが来て、会話を引き継いだ。

「来週にレントゲンをCDに焼きましょう」と答えてくれたのだ、言ってみるものだと思った。どうするって?記念品にするに決まっておろうが。

 処置。脱脂綿をワイヤーと手術跡につけ、抗菌剤か何かをつけ、包帯でグルグル巻にされた。処置自体は一〇分もかからなかった気がする。今日はここまで。処置室から出て会計へ向かう。精算機で会計を済ませ病院を後に……できなかった。バスのタイミングが悪く、あと二十分くらい時間を待たなければいけなかった。寒空の下二十分はキツいので病院の一階玄関付近で待機して、バスの時間に合わせて退出した。

 バスは井土ヶ谷駅前で下車した。

 そこから徒歩で銀行へ行き、通帳記入をし、牛丼屋で中盛をテイクアウトして帰宅し、昼食にした。昼の薬も飲んだ。帰宅したのは昼の一二時半を過ぎていた。

 午後一時をすぎた。旧知の友人と自分史で使うインタビューについての打ち合わせをディスコードでした。すんなりすぎて怖いくらいだった。インタビューは来週に決定。『のらDJ』の俺が記憶を忘れている部分を埋める方向で話をするという感じで同意を得た。インタビューを編集するのにディスコードのログを取得するツールの事を検索していたが、結局コピペでいいやってなった。ローテクなのよ。

 午後二時になった。『のらDJとは何だったのか?』の校正をしてWEBに公開するのだった。何回目だ。ツイッターもしていた。

 午後三時半になった。右手の防水方法の目処がたったので……ビニル袋とテープで左手だけでもなんとかなりそうなのを確認してから……シャワーを浴びる準備をはじめた。結局ビニル袋は破れてしまったのだけど、とりあえず右手小指の防水はできたので久しぶりにシャワーを浴びた。

 左手だけでシャンプーをするのは難しかった。ヒゲはそらなかった。めんどくさかったので。全身をざっと二度洗いした。次はもうちょい防水を工夫して風呂にも入ろうと思う。

 午後四時になった。シャワーから出てツイッターをしたり『のらDJとは何だったのか?』の校正を三度はじめたのであった。インターネットアーカイブを使い、曖昧だったインタビュー開始のきっかけだったマチさんへのインタビューを発掘して、それを原稿に反映させるのであった。気づいたら音楽を聞きつつ、午後七時までかかってしまった。何をそんなに校正する必要があったのだろうか謎だが手間がかかった。

 午後七時半になった。校正もタイミングよく終わったので隣のコンビニへ行きカツ丼とコロッケと春雨スープを購入しての夕食にした。夜の薬も飲んだ。家計簿も入力した。たらふく食った、美味しかった。

 午後八時になった。天開司のFIFAサッカーゲーム配信が始まった。『のらDJとは何だったのか?』を自分史の本文へ追加して、目次を更新してみた。ざっくり一八九ページになった。本文の校正やこの後追加されるインタビューで何ページ増えるかわかりゃしない。印刷には台割りの関係で四の倍数ページにしなきゃなのでこの辺も腕の見せ所だ。

 その勢いのまま食休みもせず、今日の日記を書きはじめた。なんと一時間以上も書いているではないか。遅筆すぎる。そろそろ推敲の時間だ。

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