第4話 いきなり実戦
ーー次の日
今の時刻は午前4時だ。
何故こんな朝早くから起きているかと言うと。
毎日、家の道場で剣の素振り100回と魔力を帯びた状態で近所の河川敷をひたすら走っるという日課があるからだ。
この日課は昔、死んだ爺ちゃんと毎日やっていた、トレーニングメニューだ。
爺ちゃんは昔、剣王と呼ばれ、めちゃくちゃ強かったらしい。
日課も終わり、シャワーを浴びて、制服に着替えた。
朝食もパンで軽く済まして、家を出ると、門の前で胡春が立っていた。
「あ、優だ。おはよー」
「よっ、おはよう。」
「じゃあ、学校行こっか。」
「おうっ‼︎」
◇
学校に到着した。胡春はクラスが別だったので、靴箱で所で別れ、俺は教室に向かった。
「よお‼︎、おはよう優。昨日は大丈夫だったか?」
「おはよう裕也。そういえば昨日、俺と同じ料理を注文してたけど、大丈夫だったか?」
「大丈夫だ、とりあえず速攻性の毒は入ってなかった。」
裕也と世間話をしていると、阿久津先生が教室に入って来て、「次の時間は1年生全体で体力測定だから着替えておけよー。」と言って教室にから出ていった。
「優、着替えに行こうぜー。」
「おう!」
◇
ここの体力測定は、実戦を行って、教員が身体能力や魔法の精度、魔力量などのデータを取り、生徒一人ひとりに合った、カリキュラムを組んでいるらしい。
ちなみにトーナメント形式だ。
俺の一回戦の相手は、入試の魔法の部門で首席だった、
手強い相手と当たっちまったなー。まあ、やるからには、絶対に勝つ‼︎。(胡春も見てるし)
ーー続く
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