第2話 昼食と気絶

     


 「よぉ、やってるか?優。」


 「久しぶりだな!裕也。あと、ここは居酒屋じゃないぞ。」 

 

 「何言ってんだ?昼は喫茶店、夜からは居酒屋になるだろ。」


 「お前こそ何言ってんだよ、んなわけないだろ。」


 「優くんには言ってなかったっかしら?ここ、4月から昼は喫茶店、夜は居酒屋でやってるのよ?」


 「えっ……えぇぇーーーーーーー⁉︎」




 ◇



 ーー5分後



 「ところで、優は昼メシ食いに来たのか?」


 「昼飯以外に何かあるのかよ。」


 「いやー、てっきり俺は胡春ちゃんに会いに来たのかと思ったんだが…」


 「前から言ってるが。胡春とはそうゆう関係じゃないんだ、ただの友達だよ。」


 裕也とそんな話をしていると、胡春が注文した料理と、おそらく自分の昼食であろう料理を持ってきた。


 「お待たせー。あ、裕也くんいらっしゃーい。」


 「よお〜胡春ちゃん、元気か〜。」


 「私は今日も元気だよっ!ニコッ。」


 「いや〜今日も胡春ちゃんの笑顔は眩しいねえ〜」


 「美鈴さーん。俺にも優と同じの下さ〜い!」


 「わかったわー。料理が出来るまで、しばらく待ってねー。」


 「じゃあ…俺と胡春は先に食べてるよ。」


 「おう!。気にせず食え!」


 そして、料理を口に運び、含んだその瞬間、全身に激痛が走り意識が薄れていく…


 そして、残った力を振り絞って、喫茶春風で料理を頼むと。稀に、胡春の料理(見た目は普通、中身は、毒)が出てくる…から。気をつけ…ろ。」と、裕也に言い残し、意識を完全に失った。



              ーー続く





 


 



 


 

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