(あとがき)
『雨夜の止まり木』を訪れてくださって、誠にありがとうございます。
この作品は、毎日忙しくてなかなか自分のことを構ってあげられない大人女性のために、何かちょっとだけ日々を楽にするお手伝いが出来れば、というコンセプトのもと、軽くお読みいただけるようファンタジー仕立てにしております(店主がだんだん変態化しております点は、どうかご容赦ください)。
便宜上「お客様」は会社勤めの女性という設定ですが、お読みくださる方のお立場に置き換えていただければ幸いです。学生さんや主婦の方も、それぞれ大切なお仕事ですし、もちろん、男性の方も歓迎です。
軽い読み物になるように、内容はあまり深掘りせず、データやエビデンスも詳しくは載せないようにしております。そのぶん中途半端になっている部分もあるかもしれませんが、ご意見やご質問がございましたらお気軽にお寄せください。
また作中でも申し上げておりますように「これが絶対に正解」と言えるものは世の中にほとんどないと思っております。本作で取り上げておりますお話も「まあ、そういう考え方もある」という程度にとらえていただいて、その中にほんの少しお役に立てる部分などございましたら、大変嬉しく思います。
各話のタイトルもあまり凝り過ぎず、一度お読みいただいた後は目次だけである程度内容が想起でき「リマインダー」となるようにしております。「なんだか疲れた」「ストレスを感じる」という時には、目次だけでもサッと目をお通しいただいて、何かしら気づきとなるものがあれば幸いです。
真面目で一生懸命な方ほど、ご自分のことを後回しにされがちですが、そんな方にこそ、美味しいお茶でほっとひと息つくような、そんな時間を日常の中で大切にしていただけたらと思います。
小さなことにストレスを感じるより、小さなことに感謝や喜びを持って、皆様の毎日が少しでも過ごしやすいものとなることを願っております。
最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
上田 直巳
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