最強にいさんはすきですか？～とある監査生徒のお話～

第9話 夜にすくいすくわれるものは・・・・

　大きいベッドに押し倒され・・・・・

ユキナは虚空スクリーンを見る・・・・・

　聞く・・・・・・

　吼えバグヴァムズを砕き・・・・・

突き進んでいくジョー・・・・・

　此処にいると・・・・・

ユキナの胸に宇津撒く感情を表す事は出来ない・・・・・

　ユキナは手を伸ばし・・・・

　ヒナは其の視界を・・・・・

己の身と・・・・・

　念術でふぎ・・・・・

　乱れたヴァワフク・・・・・

それを身に着けて・・・・

　快に笑うヒナ・・・・・

　何処までも美しく・・・・・

晴れやかな笑顔・・・・

　一切の無念が無く・・・・・

ただひたすらの・・・・・

　ましぐらに目的に・・・・・

うつくしいわけである・・・・・・

　そんなヒナは伝える・・・・・・

　「ユキナ」

「私に全て預けて」

　「そうすればかなえてあげる」

　ヒナは理解している・・・・・・

ユキナの渦巻く感情を・・・・・

　ヒナは伝える・・・・・

　今度は美しい懇願の表情で・・・・・

　「お願い」

「すくって」

　ユキナは驚き・・・・・・

　ヒナはユキナに強く抱きしめ・・・・・

それゆえまた・・・・・・

　ユキナの視界にはジョーの・・・・・

映る虚空スクリーンが映り・・・・

　ユキナは其れを見つめ・・・・・

しばらくそのまま・・・・・

　やがてユキナは伝える・・・・・・

　「にいさんのじゃまになりたくない」

「おいていかれたくない」

　ユキナは泣き始める・・・・

　ヒナはユキナの耳元で・・・・・

伝える・・・・・

　「だからゆだねて」

「私に」

　「大丈夫」

「いかせてあげる」

　ユキナは驚き・・・・・

　「これを」

　フレアがハンカチを差し出し・・・・

　ユキナは受け取り・・・・・

涙を拭き・・・・・

　「さんきゅー」

　フレアにハンカチを返す・・・・・・

　ヒナは其の光景を快の笑みで見守り・・・・・・

ユキナは・・・・・

　伝える・・・・・

　「にいさん」

「と共にいられると？」

　ヒナは頷き・・・・・

「そうだよ」

　「ユキナはいられる」

「教えてあげるられる」

　ただ快に微笑み・・・・・・

　ユキナは呼気を整え・・・・・

快に笑みを浮かべ・・・・・

　「ヒナを信じる」

　ヒナは快に笑みを浮かべ・・・・・・

　フレアも微笑み・・・・・

「此れで皆」

　「僕もすくえる」

　ハンカチを持ち二人を微笑み・・・・・

フレアは二人に聞こえないように・・・・・

　誰かに伝える・・・・・・

　多くの者の転機となる夜に・・・・・

ユキナはヒナを多くを受け入れ・・・・・

　すくい・・・・・

すくわれ・・・・

　ジョーと同様に・・・・・