第14話 領地へ ルト、ルクスとまったり

さて、お昼が終わり。また馬車で移動です。

 チビッ子達は、お腹一杯に食べた様で今はお昼寝中です。

 私も少し眠いのですが、外の様子が少し心配なのでマップで周辺を探索中です。


 ヨシヨシ!危険物はなさそうですね?しかしここから暫くは草原が続くのね?唯々広いばかりで何もないわねぇ~。退屈ね?


 この退屈な時間は、なにをしょうかしら?まだ野営する場所までは時間が有りすぎる。


 娯楽はトランプと、リバーシこれしか無いですわ?

 あとは、なにがあったかしら。


 そうだ、思いつくままに色々作ってみようかしら?あとゲーム部屋を作ろう。よし頑張りますわよ!


 まず私の部屋の向かいに、空間を作り適当な広さにする。

 中に置く物は、ビリヤード台、卓球台、ダーツ、テーブルゲームができるテーブルと、ソファーを作り出した。


 さらに細々とし物を作る。要はテーブルゲームです。


 作る物はジェンガ、人生ゲーム、チェス、ウノちょっとした罰ゲーム用に黒ひげ君を作る。


 こんなものかしらね?退屈しなければ何でも良いけれど?お父様とかに、バレない様に口止めは絶対にしないとね。


 それに、作れとか言われても面倒よ?

 特にアレクお兄様!あの兄は目敏いし好奇心が旺盛なんですもの、直ぐに新しい物に食い付くから面倒この上無いのよ。


 そして、自分の部屋に戻ってまったりとしてるとルトが起き出した。


《主?》

(あら、起きたのね?何かしらルト?)

《主、魔力使ったの?》

(え?なぜ、わかるの?」

《わかるよ?凄いね?主は魔力の塊みたいだ》

(そんなに凄い?)

《だって、この空間主の魔法でしょ?》

(そうよ?)

《凄いね?ここに居ると、とても気持ちが良いよ?》

(気に入ってくれて嬉しいわ。ルト?)


 そして起き出したルトが私に飛び付いてくる。


《主は、気持ちがいいね?ママみたいだ・・・》(あら?ママ?なの?)

《違うけど、温かいよ》

(ねえ?ルト、ルトはどうしてあの森で、ウルフに追いかけられていたの?)

《それは・・・・言えないんだ。だけど、主の力になるよ?》

(そう?なら。教えてくれるまで待ってるわね?それと私が困ったら。力を貸してね?ルト大好きよ!)


 ルトを抱きしめると、ルトが腕から抜け出して肩に乗ると、頬に鼻をチョンと着けて癒してくれた。


《主ボクも大好き、主と会えて良かったよ》


 フフフと、ルトと笑い会う。

 そこに、ボフンとお腹に突っ込んでくるワンコがいた。


《なになに?僕もご主人と抱っこ!》

(ゴホ!あ、あら。ルクス起きたの?)

《うんおはよう?お腹すいた》

(お腹一杯で、お昼寝したのに?)

《うん!》

(ならおやつを、出しましょうか?リビングに行きますよ?ルトもおいで?)


 ルクスが肩乗り、ルクスを抱いてリビングに行く。

 リビングに行き、抱いていたルクスを卸してキッチンでアイテムボックスから、まな板とりんごと、梨と桃をだす。


『ルトなに食べる?ルクスはりんごでいい?』

《ボクはこのピンク色のがいいな?》

『桃ね?なら皮を剥いくわね。ちょっと待っててね?。ルトは?梨?』

《うん、でも少しでいいよ》

『わかったわ。みんな一緒に食べましょう』


皮を剥き、ソファーに移動をしてルトとルクスと一緒に桃と梨を食べた。


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