第6話 領地に帰る前の準備 6
自室に戻り、服を着替える。
まぁ、要は乗馬用の服装に腰に剣帯を着けた格好だと言えばわかるかしら?(白いブラウスに、茶色のビスチェと黒のジャケット白のパンツに茶のブーツ)
まだ、肌寒い時期なのでマントも羽織る。
髪はエルサに、編み込みをして貰った。
「よし!エルサありがとう。さて行きますかね?」
「はいパトリシア様」
小走りに歩いて、エントランスに着くとお兄様達が待っててくれました。(笑)
「お兄様達、お待たせ致しました。お着替え早かったですね?お二人共」
「ん?私達の支度なんて、馴れているからな。それに、男は支度が速いのが普通だよ」
「そうだぞ、さて三人揃って出掛けるか。パトリシア、剣をちゃんと持ったか?大丈夫か?」
「はい!大丈夫ですわ、ヴァンスお兄様」
「それじゃ行くか」
三人で、エントランスから出て厩舎まで行き馬丁に話しかけそれぞれの、愛馬の側迄行くと三頭共に既に鞍が付いていた。
「久しぶりね、ロイ今日は宜しくね」
ロイの首筋辺りを撫でると、機嫌が良いらしくブルルと返事をしてくれた。
「さて、行くぞシア」
「はい!お兄様」
そして鞍の足掛けに足を掛け、ロイに乗り手綱を引き兄達と護衛と8人で外に出掛けて行く。
さて、何処まで行くのかしら?本当に楽しみですわ。森に行くのなんて初めてですから……。
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