第3話 悪夢再び
「誠」
とりあえず警察に電話しなきゃ。
もしもし。警察ですか?
あの、助けてください。
今、狂ったストーカーに追われてるんです。
「警察」
落ち着いてください。
場所はどこですか?
「誠」
西町3丁目公園の男子トイレに隠れてます。
「警察」
わかりました。今から向かいます。
私達が行くまで、電話は切らないでください。
後、決してドアを開けないでください。
「誠」
わかりました。
「桜子」
ねえ誠。もう鬼ごっこは終わりだよ?
隠れても無駄だよ?
ドンドン。あれ?ここかな?
違うか。ドンドン。それともここかな?
違うみたい。最後のここかな?
ドンドンドンドン。誠居るんでしょ?
もう無駄だよ?開けて?誠。
開けないなら、扉壊すね。
アハハハハハハ。
遠くの方から、サイレンが聞こえて来た。
やっと警察が来た。
「桜子」
え……?警察。
アハハハハハハ
警察呼んだって無駄だよ?
私が殺すから。
そう言うと、桜子は手に持っていた果物ナイフで
警察官3人を刺した。
辺りには血の池が出来ていた。
「誠」
やばい。もう僕は終わった。
「桜子」
アハハハハハハハハ。
刺した。3人を刺したよ?
誠見てた?
アハハハハハハ。
桜子は扉を壊して入って来た。
彼女は血まみれだった。
そして、桜子は誠に向かってスタンガンを使った。
誠はその場に倒れ込んだ。
「桜子」
もう、絶対に離さないよ。
永遠に私だけの物にしてあげる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます