第427話 宇宙警察
惑星7421。近頃、この辺の星の資源を許可なく採っている業者がいると通報があった。宇宙警察になったばかりの新人の俺は、先輩のフレアさんと現場に向かった。
「情報によればこの近りだ」
「あー、こりゃぼろ儲けですね。ここらで取れるのは、どれも貴重な素材ばかりだ」
張り込みをしていると、一台の宇宙船がやってきた。
「止まりなさい。宇宙警察だ」
「あー?なんですかー?こっちは仕事で急いでるんですけど」
「ここの資源を採ってるの?」
「そうですよ」
「許可証は?」
「ああ、ありますよ。はい」
男は許可証を見せた。
「……フレアさん。許可証ちゃんと持ってますね。この人は白ですね」
「ちょっと貸して。本部に問い合わせて本物かどうか照合する」
「えっ……。も、もういいでしょう?こっちも急いでるんですから」
問い合わせたら、許可証は偽装である事が分かった。
「先入観は捨てろ。覚えておけ」
まだまだ勉強だな。
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