第411話 道路標識

ついに念願の車の免許を取った私は、憧れの一人ドライブに行く事にした。車を走らせていると、道路標識が目に入った。


「えーと……ここは制限速度50kmっと」


私は制限速度を守った。だってせっかく免許を取ったんだから、すぐに警察に速度違反で点数を取られちゃうとかなったら嫌なんだもん。交差点を曲がり、直進していた。すると不思議な道路標識が見えた。


100m先、異世界。


……何これ?

こんな標識、見た事ない。教習所でも習わなかった。


「何よ、100m先、異世界って」


よく分からないまま、私は車を走らせた。そして100m先にやってきた。

すると太陽の光が物凄く眩しくて、思わず目をつぶった。


次の瞬間だった。

私は、まるでグランドキャニオンのような荒野にいた。


私は車を降りた。


「ええー!?マジで異世界じゃん!!どうやって帰るのー!!」


私は、とりあえず叫ぶ事しかできなかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る