第299話 お忍び
エギョー王国の姫、エケセテネ・ヘメエレエ姫は、退屈な毎日を送っていた。
「暇だわ。そうだわ。お城を抜け出して城下町に遊びに行こうかしら」
エケセテネ姫は、お忍びで一人城下町へと向かった。エケセテネ姫が町へ行くと、町は活気溢れる賑やかな雰囲気で溢れていた。様々な露店を見ながら歩いていると、エケセテネ姫は雑貨屋にある綺麗なピンク色のハートをしたネックレスを見つけた。初めてのお忍びだし、これを記念に買おうかしら。エケセテネ姫は、ネックレスを買って手に持って歩いていると、ネックレスを手から落としてしまった。拾おうとしたら男がネックレスを拾った。
「はい、どうぞ」
「あれっ!?オコソトノ・ホモオロヲ王子!?」
「あれ!?エケセテネ姫ではありませんか!お付きの人は?」
「今日は一人でお忍びですの」
「ははっ、実は僕もですよ」
オギョー王国のオコソトノ王子も窮屈で屋敷を飛び出していた。
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