第73話 巌流島の戦いの真実
大剣豪の宮本武蔵と佐々木小次郎は、山口県下関市にある巌流島で決闘を行った。その結果、宮本武蔵は佐々木小次郎に勝利した。そのことは有名だが、では、どうして武蔵は小次郎と決闘したのかとなると、その辺は謎に包まれている。しかし私は、真実を知っている。なぜなら私は、タイムマシーンを使い、彼らの実態を目の当たりにしたからだ。
宮本武蔵と佐々木小次郎は、実は大の仲良しだった。しょっちゅうつるんでいた。
ある日、武蔵は小次郎に行った。
「俺の方が酒が強い」
「何を言う。俺の方が酒に強い」
武蔵と小次郎は、どちらが酒に強いかという話で揉めた。どちらも酒豪は俺だと譲らなかった。そして二人は、酒屋で大量の酒を購入して決闘する事にした。
その決闘の場所こそが巌流島だったのだ。わざわざ巌流島にしたのは、戦いの雰囲気を演出したかったという理由だった。
これが巌流島の戦いの真実である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます