『バスドライバー日誌』の姉妹編とも言うべき本編ですが、より女の子たちの心情に迫り、かわいらしいです。ところで、こういう、懐かしいケータイ小説っぽい文体で本作が書かれていることについて、(なつかしいな)くらいに思っていたのですが、半分以上を読み進めていくうち、なんだかこの文体が列車のリズムのようで心地よく思えてきました(!)気付くのが遅い!のんびり読むのが好きな方にお勧めします。