第500話 NationRail
玄関を入ると、右手に大きな食堂を見て
まっすぐが、広い廊下。
廊下を挟んで、反対側はまた、温泉(笑)
お湯が豊かな土地らしい。
1階は、会議室とか
卓球場とか。
そのあたりはホテルとちょっと違って
鉄道会社の宿泊所らしい。
「じゃ、寝るだな」とおじさんも、のんびり。
エレベーターなんてないのは
古い建物らしい。
めぐたちは、上の階。
もともと、女子社員は泊まり勤務がないので
当然だが、小部屋である。
男は、2階の大部屋が居並ぶあたりで
雑魚寝である。
でも、特急乗務員たちの寝泊まりする
ここは、国鉄でも特別な待遇であって
普通列車の乗務員たちは、ローカル線の
線路沿いにある国鉄OBの提供する民家で寝たりとか
貨物列車の乗務員に至っては、民家もない
貨物駅の外れにある小屋で
深夜から早朝までの数時間、石炭ストーブを
焼べながら仮眠、とか
それでも、国鉄を支える人達には
使命感がある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます