第5話 5
...なかなか、使えるな。
写った写真をみながら。普通のパソコンみたいに、メニューとポインティング・ディヴァイスで操作するから、感覚的に馴染める。
メニューの中にある「Diary」をタッチ。
タッチ・パネルだから、銀行のATM見たいに操作できるのは、パソコンよりも便利かもしれないな、と僕は思いながら[Diary]機能が立ち上がるのを待った。それは、インターネットのブログとそっくりな画面で構成されていて、スケジュールや、アラーム、それに日記が書けるようになっていた。
ブログと同じように、コメント・スペースもある。インター・ネットにつないでSNSにそのまま、データを転送できるようになっているのだ。
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