第54話 その正体・・・

チャダ子の『ディメンション・ムーブ』で移動したユウナギ達は、

此処・・・『ディープ・フォレスト』に戻って来た・・・。


「・・・ユウナギ様、きっかり5分前に戻ってきました」


そう告げるチャダ子にユウナギは『・・・サンキュー』と言うと、

まだ『ナノサイズの羊毛』が漂う周囲に目を細らせた・・・。


「ヤツの反応はっと・・・」


『白い霧』で視界の利かない状況の中、

『敵』が倒れているはずの場所へと意識を向けた・・・。


「・・・流石に5分じゃ、あの傷は癒えないか?」


そしてユウナギは何かを考え込むように目を閉じると、

「・・・よし、待つか」とそう言ってのけた。


「は、はぁっ!?

 ユ、ユウナギ様っ!?どうして待つ必要がっ!?」


「いやいやいや~・・・だってよ?

 今、攻撃なんてしたら俺・・・卑怯者じゃんか?」


「・・・はい?」


「いくら俺でもさ~・・・そんな事しねーよ?

 ・・・多分・・・だけど・・・」


「・・・多分なんだ」


そう笑みをこぼしながらユウナギは『それにさ~』と言葉を続けた。


「俺もちょっとばかし準備をだな・・・」


「・・・準備って一体何の?」


そして苦笑いしたユウナギは、その場に座り込むと『座禅』をし始めた・・・。


目を閉じ集中し始めたユウナギからは、

『青紫の神力』が揺らめき始め、

その額からは汗が流れ始めたのだった・・・。


(ユウナギ様は一体何をされて・・・?)


興味深そうに『座禅を組む』ユウナギに目を凝らしていると、

その目元が『ピクリ』と動いた。


「・・・起き上がったな?

 もう少し・・・時間が欲しかったところだが・・・」


そう言いながら目を開けたユウナギは立ち上がると、

チャダ子にこう言った・・・。


「チャダ子・・・2分だ・・・」


「・・・2分?」


「あぁ・・・これから俺は40%ほどの『冥界の神力』を使う」


「・・・40%」


「あぁ、もしそれで相手を倒せないようだったら・・・

 『ディメンション・ムーブ』を使用してくれ」


「わかりました」


ユウナギの話にチャダ子は言葉短く返答すると、

『敵』が居るであろう場所に向き直りユウナギは声を挙げた。


「・・・もう回復したみたいだな?

 なら・・・続き・・・始めようぜ・・・」


その声が聞こえたのかどうかは不明だが、

相手から『冥界の力』が放出され、一気に緊張が高まった。


それと同時にユウナギは『はぁぁぁぁっ!』と気合いを入れると、


その開かれた左目に宿る『冥界眼』が発動し、

『青紫の力』が身体から吹き出した・・・。


「・・・あとは頼む」


「・・・御武運を」


『ニヤっ』と笑みを浮かべたユウナギは一気に駆け出し、

相手もまた『メルゥゥゥゥッ!』と雄叫びを挙げた。



それからほんの少しの静寂の後・・・。


突然『ガキンッ!ガキンッ!』と激しい衝突音が響いて来た・・・。

チャダ子はそんな衝突音を聞きながらも、

頭の中で2分の『カウントダウン』を始めて行った・・・。


「うぉぉぉぉっ!セリャァァァッ!」


「メッルゥゥゥッ!」


『ガキンッ!』


『ブォンッ!』


「ま、まじかぁぁぁっ!?

 これだけ接近してもヤツの姿が視認出来ねーっ!

 面倒臭せったにありゃしねーぜっ!」


「メルゥッ!メルメルゥーッ!」


ユウナギと敵の声が入り混じり、

勝負は五分・・・そんな激しい衝突音が響く中・・・


{ユウナギ様・・・そろそろ時間です}と、

チャダ子から念話が送られて来た・・・


その声にユウナギからは{あいよ}と素っ気ない声が返って来た。


そして・・・。


「ユウナギ様っ!2分ですっ!」


そうチャダ子が声を挙げると、

『おっけーっ!』と言う声と共に『ザザァァー』と地面を滑る音が聞こえた。


「範囲指定っ!生命反応固定っ!スキル発動っ!

 ディメンション・ムーブッ!」


ユウナギが居るであろう場所を起点に直径50ⅿの空間が、

チャダ子の庭へと転移したのだった・・・。


「・・・へっへっへっ!

 やっっっとてめーのツラが拝めるな~?」


そうニヤけながら言ったユウナギのいる場所から50ⅿ・・・。

草木も無ければ『霧』を作り出していた『羊毛』も消え去ったのだった・・・。


そしてニヤけ顔のユウナギは『敵』であろう者を見た瞬間・・・。


「なっ・・・何ぃぃぃぃぃっ!?」


と、大声で叫びながら驚いていたのだった・・・。


「・・・ユウナギ様?」


不思議がるチャダ子はユウナギが見ているであろう、

その視線の先を見ると・・・。


『・・・え、えっ?えぇぇぇっ!?』と、声を張り上げ驚いていた。


チャダ子の驚きの叫びなどまるで聞こえていないかのように、

盛大に顔を引き攣らせたユウナギは相手に対し声を挙げた・・・。


「お、お前が・・・俺の~・・・敵?

 ・・・う、うそんっ!?

 ま、ま、まじでかぁぁぁぁっ!?」


『敵』である者は周囲が一辺とし、

慌てた様子を見せてはいたが、ユウナギの問いに一言・・・。


『・・・メ、メルッ!』と答えた。


その『敵』であるはずの姿は、

身長30cmほどの・・・愛らしい『白い羊』だった・・・。


「う、嘘・・・だろっ!?

 な、なぁ~・・・だ、誰か嘘だと言ってくれぇぇぇっ!

 お、俺と・・・ご、互角に戦っていた相手って・・・

 こ、こんな小さな・・・『羊』だったのかよっ!?

 お、俺・・・ゆ、勇者だよっ!?

 ・・・『元』だけど・・・勇者なんですけどぉぉぉっ!?

 そ、それなのに・・・ご、互角ってっ!?」


相手は『羊』ながらも二足歩行なようで、

ユウナギを見据えたその鋭い視線は、

その見た目の愛苦しさとは次元が違うほどの力強さを持っていた。


「・・・メルメルメルッゥーッ!」


余りの衝撃を受けたユウナギが顏を引き攣らせているのを見て、

その『羊』は何やら不服そうに抗議をしているようにも見えた・・・。


そんな『羊』にユウナギは未だに信じられないような表情を浮かべると、

無謀にも・・・今まで敵対していた『羊』の元へ歩き始めた。


「ユ、ユウナギ様っ!?一体何をっ!?」


ユウナギの行動に驚き声を挙げたチャダ子に、

『いやいやいや~・・・んな~事ある訳ねぇ~てぇ~』と、

何やら現実逃避しているように見えた。


「あ、危ないですってっ!」


「はっはっはっ~・・・こ、これは~アレだっ!

 ヤツの幻術か何かだろ~?」


「そ、そんな事はっ!?」


「いやいやいや~あるってっ!

 じゃなきゃおかしいじゃね~かぁ~?

 元・とは言え・・・俺は勇者だぞ?

 勇者がおめ~・・・

 こ~んなちびっこくて愛らしい『羊』と互角だなんて~

 はっはっはっ!

 ある訳ないでしょうがっ!」


『へらへら』と笑みを浮かべながら敵対していすた『羊』の元へと辿り着くと、

『ニヤけ顔』のユウナギは無謀にもその『もふもふ』している頭に手を置いた。


「うっひゃ~♪やっぱ『もふもふ』じゃんよ~♪

 おーいっ!チャダ子~♪

 やっぱこいつは俺の『敵』じゃねーよ~♪」


「ど、どうしてそんな事がわかるんですかぁぁぁっ!?」


「だっておめ~よ~・・・

 そりゃ~昔から『もふもふ』は正義って相場が決まってんだよ~♪

 こ~んな『もふもふっ子』が俺の『敵』であるはずがねーっつーのっ!

 なぁ~・・・もふもふ~♪」


そうチャダ子に言いながらユウナギは、

『羊』の『もふもふ』とする頭を気持ち良さげに撫で始めた・・・。


「うわ~♪やっぱ『もふもふ』最高じゃ~ん♪

 こんな『もふもふ』が元・勇者と対等だなんて~

 ありえないっつーのっ♪

 おぉ~よしよしよし~♪」


すっかり『敵』に対しノーガードとなったユウナギに、

チャダ子は『だめだこりゃ・・・』と頭を抱え込んでしまった。


そんな時だった・・・。


ユウナギが『もふもふ~♪』と言いながら、

その柔らかい羊毛に抱き着く勢いを見せると、

『・・・メッ、メッ、メッ』と、その愛らしい『羊』が俯きながら呟いていた。


「・・・ん~?何だよ~もふもふっ子~♪

 何か言いたい事があるのなら言っていいんだぞ~?

 俺が何でも買ってやんぞ~♪」


抱き着きながらそんな事をいい始めたユウナギに、

今・・・その愛らしいもふもふの羊が・・・


・・・キレた。


「メェェェルッ!メルメルメェェェェェッ!」


「・・・なっ、何っ!?」


『バシュッ!』と全身から『冥界の力』を放出した『羊』の背後に、

何故か・・・青紫に輝く『ドラゴン』が顕現したのだった。


「・・・ド、ドラゴンっ!?な、何でまた・・・

 ・・・ドラゴンがっ!?」


己の目を疑うかのように何度も目をこすって確かめるユウナギ・・・。

だがその目に映っているのは間違いなく・・・『ドラゴン』だった。


っと・・・その時だった・・・。


『メッルゥゥゥゥっ!メェェェェッ!』と、

動きが止まるユウナギに向けて真下から突き上げるように、

『羊』の拳が真上へと突き上げられ・・・

そのユウナギの・・・『お袋さん』に・・・

『ダイレクト・アタック』・・・つまり『直撃』したのだった。


『ドスっ!』と鈍い音を立てると同時に、

ユウナギから『オーゥッ!ノォォォォォォォッ!』と絶叫が響き渡り、

上空高く舞い上がって落ちて来た・・・。


『ドシャッ!』


『ピクピク』と痙攣するユウナギに『羊』は何やら格闘技ぼっいポーズを決めると、

ユウナギの身体が痙攣する中、こう言葉を漏らしたのだった・・・。


「そ、そのわ、技は・・・ろ、廬山・・・昇竜・・・ぐはっ」


そう言葉を吐き出すとユウナギが力尽き、

意識を手放したその無様な男に、

愛らしくちびっこい『羊』は両手を合わせ拝んでいたのだった。


「・・・ユ、ユウナギ・・・さん?」


その光景を見たチャダ子はもう・・・言葉が出なかった。

あまりにも格好の悪いその結末に、落胆の溜息が精一杯だったのである。


そんな時だった・・・。


突然『ヒューン』と言う音が聞こえたチャダ子と羊は、

その音がする上空へと視線を向けた・・・。


「・・・えっと~・・・アレって・・・?」


「・・・メ、メル?」


首を傾げ1人と一匹の視線が交わった瞬間・・・。


地面に落ちた何かが突然『ドカーン』と爆発したのだった。


「きゃぁぁぁっ!」


「メッ、メルゥゥゥゥッ!」


その爆風が1人と一匹を襲い吹き飛ばされると、

土煙りが舞う中、笑い声が木霊してきたのだった・・・。


「ワァ~ッ!ハッハッハァァァァッ!」


「な、何っ!?」


「メ、メルッ!?」


1人と一匹が驚き声がする方へと視線を向けると、

100ⅿ以上離れた高さ10ⅿはあろうかと言う岩山に、

怪しげな覆面を被った男が居た・・・。


「なっ、何者なのですっ!」


大声でそう言ったチャダ子に、

その男は静かにこう言った・・・。


「・・・ふっふっふっ~。

 僕ちゃんが何者かだって~?」


そう言った覆面の男はニヤりと口角を上げた・・・。


だが、チャダ子と羊の反応は男が期待するモノではなかったのだ。


「・・・あ、あの~っ!

 も、もう少し大きな声で言ってもらえませんかぁーっ!?」


「メルッ!メルメルメルゥッ!」


チャダ子はそう言って声を張り上げ、

羊は何やら怒っているようだった・・・。


「え、えっ!?ぼ、僕ちゃんの声が聞こえてなかったのっ!?」


そう声を漏らすも再び1人と一匹からは・・・。


「だーかーらーっ!聞こえませんのでーっ!

 もう少し大声で話して頂けませんかぁーっ!?」


「メッッッッルゥゥゥゥゥッ!!」


「・・・うぐっ」


呻き声を挙げた男が苦渋に満ちた表情を浮かべて居ると・・・

『ゴニョゴニョゴニョ』と、

何やら後ろを振り向き誰かと話しているようだった。


「「・・・?」」


1人と一匹はお互いの顏を見合わせると、

ただ首を傾げるしかなかった。


それから数秒後・・・。


何やら円錐状のモノを取り出すと、

口に当てながら声を発した。


「どーですかぁ~?

 これなら僕ちゃんの声…聞こえますかね~?」


再び顔を見合わせた1人と一匹は互いに頷き合うと、

チャダ子が頭の上で大きな円を作って見せた・・・。


「・・・聞こえたって事でいいのよね~?

 ならば・・・コホン」


咳払いを1つした後、その男は自信たっぷりに声を挙げた。


「ふっふっふっ・・・。

 誰と聞かれたのなら答えてあげるのが世の常と言うモノ。

 宜しい・・・では答えてあげましょうっ!

 我々はっ!」


円錐状のモノを口に当てながらそう言うと、

『とうっ!』と言う声が微妙に聞こえて来た。


すると覆面をし円錐状のモノを持っている男の隣に、

太ってずんぐりむっくりな男が飛び出して来たのだった・・・。


だが、その飛び出して来た男は、

『ちょ、ちょっと今のなしっ!臆面割れてもーた』と微妙に漏れて聞こえる音声に、

1人と一匹は溜息を吐くと、その場で体育座りをして気長に待つ事にした。


そして数秒後・・・。


何事もなかったかのように再び同じセリフを吐いた男の後に、

『とうっ!』と言う声を微妙に漏れる中、

意気揚々と隣の男に並んだのだった・・・。


この時、チャダ子と羊はこんな会話を小声でしていた。


「羊さん・・・」


「・・・メルッ?」


「あの人達って、一体何をしているんですかね~?」


「メルルルルルル?」


「人族には、面白い事をして見せ、賃金を得る方達・・・。

 通称・『芸人』と言われる方達が居るんですけど、

 もしかして・・・その人達ですかね~?」


「メルゥ~♪メルゥ~♪」


そう笑みを浮かべ合いながら楽しそうに談笑していたのだった・・・。



すると・・・。


「おーいっ!そこの者達~っ!

 しゃべってないで、ちゃんと僕ちゃん達の事を見て居なさいよーっ!」


と、声が挙がった。


再び注目を得た覆面の男達は、

突然背中を見せると、誰が流しているのか、

派手でリズミカルな音楽が流れて来た・・・。


だがその音量はとても小さく、

何の曲なのかも微妙に・・・聞こえなかったのである。


そんな事など露知らず、

円錐状のモノを持った男の声が聞こえて来た・・・。


「ある時は孤独な冒険者・・・」


そう言い始めたのはいいのだが、

ここで重大な事実が発覚した。


それは微妙な声が漏れ聞こえ、

1人と一匹にはある程度理解出来たのだが、

その内容はこうだった・・・。


「ク、クレベールはんっ!」


「な、何なのよ~?どうしたのよ・・・ベンソンちゃん。

 あいつらが待っているんだから、次のセリフ言っちゃってよ」


「あ、あんな~?

 い、言いにくい事なんやけど~・・・」


「・・・何よ?言いにくい事って?」


「ワ、ワイな・・・その魔道器具・・・もらっとらんねんけど?」


「・・・えっ?」


「せやからワイ・・・その魔道器具を~・・・」



それを体育座りをして見ていた1人と一匹は・・・。


「ねぇねぇ・・・何かのトラブルみたいね?」


「メル、メルッ!」


「これも~・・・1つの演出ってヤツかしら?」


「ルッルゥ~・・・」


チャダ子の言葉に羊は肩を竦めながら首を振って、

『わからない』と答えていると・・・。


「は、早くせんとルーズベルト様が不機嫌になりまっせっ!?

 み、見てみ~・・・どえらい不機嫌そうに岩の下から睨んどりまっせ?」


「・・・うっ、ヤ、ヤバイ・・・わね?

 じ、じゃ~こうしよう」


「・・・なんでんの?」


「僕ちゃんがセリフを言ったら、

 すぐにコレを投げ渡すから、ベンソンちゃんは受け取ったらすぐにセリフをっ!」


「了解でんがなっ!」


1人と一匹が居る場所からでもわかる・・・。

太っちょの方がもう1人の方に向かって、親指を立てていたのだった。


それを見ていたチャダ子は共に体育座りをしている羊に向かって、

親指を立てながらこう言った・・・。


「いよいよ始まりですよ♪」


「メッルゥ~♪」


「頑張って~♪クレベールさん♪ベンソンさん♪」


『パチパチパチ~♪』と楽し気に拍手をする1人と一匹・・・。

そしてその声を聞いた覆面を被った2人は、

目ん玉が『ビヨーン』と飛び出すほど驚いて見せていた。


「ど、どうして僕ちゃん達の名をっ!?」


「な、なんやよーわからんけど、

 あの連中って噂に聞く『異能者』とちゃいまっかっ!?」


「い、異能者っ!?

 な、なら・・・名前がバレても不思議じゃないわね?」


「も、もし・・・でっせ?

 もしもその異能者やとしたら・・・」


「・・・ぐふふふ♪高く売れちゃうわね♪」


そんな密談をしていたのだが、

勿論この会話はだだ漏れであり、それを聞いてた1人と一匹は・・・。


「異能者ですってっ!?ねぇ、聞いた~っ!?羊さんっ!」


「メル、メル、メッルゥ~♪」


背後を振り返りながらその『異能者』とやらを探してみるのだが、

背後は『羊』のスキルによって霧と化した『羊毛』が未だ漂っており、

真っ白い景色一色だった・・・。


そんな時だった・・・。

再び声が微妙に漏れ聞こえて来たのだが、

どうやら今度の声の主は『女性』のようだった。


「こ、この声の主の方って、ひょっとして・・・」


「メルッ!メルッルルゥッ!」


「そうよね?きっとさっき名前が出ていた・・・

 ルーズベルトって人よね?

 その人って女性だったんだ~♪」


と、このように1人と一匹は・・・

岩の上に居る連中が予想もしない会話をしている事を知らず、

未だに打ち合わせをしているのだった・・・。



って・・・。

その例の一味はまだ名乗れないんかーいっ!


と・・・。


コホン・・・。

失礼致しました・・・。


こんにちは、こんばんわ・・・。

私が今回もナレーションを務めた・・・。


香坂 三津葉ですっ!

25歳独身でありますがって・・・。


ま、まぁ~今回は自己紹介が出来ただけでもって事で、

話に入らせて頂きます。


今回やっとの思いで出て来た『悪党三人組』

最後まで名乗らせてもらえなかったんですね?


どうしてなのでしょう?

私が思うに話・・・引っ張ったりしていません?

ひょっとして~・・・ですが、

もう1つの話とシンクロさせる為に・・・そうしてます~?

と、勘ぐってしまうのは私だけでしょうか?


ねぇ・・・原作者さん?

『真実見抜く彼氏なしでも心は淑女っ!

 その名も、名探偵・・・みつ・・・」


『バコンっ!』


『プシュ~』


原作者「・・・決してそうではありませんので、

    この曲者の言う事は信じないように・・・(ニヤリ)」


ってなことで、次回もお楽しみに♪


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