第29話 初めての擬体

アスティナやリアンダーが見守る中・・・。


ユウナギは2体のコンセプトが異なった擬体を完成させた。

そして今まさに・・・その擬体と一体化する為に、

各々の擬体の前に立ったのだが・・・。


「ん?エル・・・そんな顔して一体どうしたんだよ?」


ユウナギの言葉にあったように、

擬体の前に立っていたエルが何とも言えない顔をしていたのだった。


「い、いや・・・な、何と言えばよいのか・・・」


「何だよ?言いたい事があるのならハッキリと言いやがれ」


「そ、そう・・・だな?では・・・」


「コホン」と咳ばらいを1つしたエルは、

申し訳なさげに思った事を口にしていった・・・。



「ユウナギの擬体と俺の擬体・・・見た目が違い過ぎやしないか?」


「・・・ああ、それはだな?

 俺とお前の擬体のコンセプトが違う為だと思うぜ?」


「コ、コンセプトの違い・・・だと?」


「ああ、だから当然擬体の見た目も違うってもんよ♪」


楽し気な表情を見せたユウナギなのだが、

エルの心にはその言葉など1つも響いて来なかったのだった・・・。


それは何故か?

理由は簡単である・・・。


ユウナギの擬体は最新技術と男の熱いロマンが盛り込まれた最新の擬体であるが、

エルの擬体はと言うと・・・そうではなかった。


「あ、あの~・・・ユウナギ?

 貴様の擬体はどこからどう見ても・・・最新と言う言葉が似つかわしいのに対し、

 俺の擬体はどう見ても・・・煤汚すすよごれているようだが?

 これもアレか?そのコンセプトの違い・・・とでも言うのか?」


エルの率直な疑問に対しユウナギは「フッ」と笑って見せるとこう言った。


「・・・エル・・・いや、魔戦将エルビンク殿・・・。

 貴殿は初めて擬体を操るのに・・・最新の擬体を所望するとでも?」


「い、いやっ!け、決してそうではないのだっ!

 そ、そうではないのだが・・・こ、これはあまりにも・・・」


そう言いながらエルは2体の擬体を何度も比べるのだが、

明らかに・・・そして決定的なまでに・・・擬体の性能の違いがわかったのだった。


するとそんなエルの視線に気づいたユウナギは溜息混じりにこう言った。


「誰だって最初は中古から始めるモノでしょうがっ!」


「なっ、なんだ・・・とっ!?」


「初心者丸出しのチェリーボーイが言いそうな事だぜっ!

 だいたい最新の擬体など・・・貴様には早過ぎるわぁぁぁっ!

 擬体童貞野郎が偉そうな事を抜かすんじゃねぇぇぇぇっ!」


「チェッ・・・チェリーボーイだとっ!?ぐぅぅぅ」


ユウナギの言葉に打ち負かされたエルは膝を折り地に着いてしまったのだった。

そして更にユウナギはまさに上から目線で見降ろしこう告げた。


「まずはこれで童貞を卒業しやがれ」


(お、おのれ・・・ユ、ユウナギ・・・)


上から目線のその口上にエルは拳を強く握り締めたのだった。

悔しさ全開のエルにユウナギは打って変わって表情を和らげると、

その肩に手を置き、静かに呟いた。


「こいつの見てくれは悪いかもしれんが、

 中身は最新鋭となんら変わらん。

 だからこいつを上手く扱える事が出来れば・・・

 エル・・・。その時は・・・な?」


「ユ、ユウナ・・・ギ・・・殿。

 お、俺は・・・自分が恥ずかしい・・・

 貴殿の思いやりを感じようともせず・・・な、何と無礼な・・・。

 申し訳なかったっ!ユウナギ殿っ!

 い、いやっ!心の友よぉぉぉっ!うおぉぉぉぉぉぉっ!」


地に屈しながら号泣し始めたエルに、

ユウナギは優しく何度も肩を叩いていたのだが、

その笑みはあまりに思慮深く・・・そして邪悪な笑みだったのだった。


(ユウナギ様?)


(・・・ん?何だ・・・リアンダーか?

 一体どうしたんだ?)


(エル様の擬体の性能は最新なモノ・・・なのですか?)


(最新・・・?んな訳ねぇーだろうがぁぁぁっ!)


(あははは・・・あぁ~、やはりそうでしたか?)


(当たり前だろうがっ!世の中ってのはそんなに甘いもんじゃねへっ!

 最新の擬体が欲しけりゃ・・・金を出せっ!

 これだから魔族のボンボンはよ~?くっくっくっ・・・)


ユウナギの偽りの友情に気付いていたリアンダーが、

確認の為に念話を送ってきただけだった。


だが、そうとは知らないエルと・・・

そしてリアンダーの隣で男の友情を見せつけられたアスティナは・・・

ただ・・・号泣し感動していたのだった。


「お、男同士の友情って・・・うぅぅぅ・・・い、いいもんよね~♪

 わ、私も今度生まれ変わったら・・・ぐすん。

 そんな友情を分かち合える・・・親友を作りたいと思うわぁっ!」


「えっと・・・はい、そうですね。

 男の友情・・・はいはい、それもいいですね(棒読み)」


「強敵と書いて親友(とも)と呼ぶっ!

 戦いを通して分かり合う熱き男の魂っ!

 わ、私もいつかっ!いつかそんな男の友情にっ!

 たっ…たぎるわっ!」


「はいそこの人・・・勝手に滾らないで頂けますか?

 周りの人達が・・・いえ、ユウナギ様に迷惑がかかりますので・・・」


アスティナは目の前に在るその男同士の友情にあてられてしまっていたのだが、

その隣に居たメイドのリアンダーの言葉に、

何の感情も込められていなかった事に気付いてはいなかった。


その一連のやり取りを終えたユウナギ達は、

再び擬体の前に並ぶと「擬体との契約」について説明を始めていった。



「いいかエル・・・擬体との契約には合言葉がいる。

 そしてそれと同時に俺なら神力・・・

 エルお前なら魔力を擬体に埋め込まれた魔石に注ぎ込むんだ」


「合言葉?と、言う事は俺の場合・・・魔力と言う事か?

 なるほど、面白そうだ」


「まぁ~俺の場合は元・勇者だからな~?

 だから合言葉はこんな感じになっちまうんだが・・・!ブレイブ・インッ!」


「なっ!?」


ユウナギが手をかざしキーとなる合言葉を発しながら神力を注ぎ込むと、

擬体に埋め込まれた真っ赤な魔石がその赤い光を放った。


その赤い輝きは擬体とユウナギとの契約の証であり、

肉体は擬体と表裏一体となる為、亜空間に保存されたのだった。


辺り一面をその魔石の赤い光が覆い、

そしてその光が消えると、

擬体と一体化したユウナギが身体の調子を確かめていたのだった。


「へっへっへっ・・・悪くねぇ・・・。

 いや・・・。想像以上の出来のようだ・・・俺って天才だぜ♪」


自画自賛しながらもユウナギは各所をチェックし終わるとエルに向き直った。


「因みにだが・・・エルに使用した魔石の色は「青」だ」


「・・・青?」


「ああ、同じ赤だと読者様が混乱するだろうがっ!」


「・・・ど、読者様だとっ!?

 そ、その読者様の為に・・・わざわざ色を変えたのかっ!?」


「当たり前だろうがっ!

 同じ赤なんて事にしてみろっ!

 きっと読者様達はこう思うんだ・・・。

 あれれ~?今どっちが変身したの~?・・・ってなっ!」


「そっ、そんな事の為に・・・っ!?」


エルが呆れつつそんな一言を漏らした瞬間だった。


「バーローッ!」


その怒号と共に、ユウナギから繰り出された拳が、

エルの右頬を捉えると「バキッ!」と言う骨が砕ける音と共に、

1km先までぶっ飛ばされてしまった。


「キーン」と音を響かせながら飛んで行くエルを他所に、

ユウナギの言葉が続いていった。


「読者様があってこその俺達だろうがっ!

 てめーもその辺・・・しっかりとわきまえておくんだな」


1kmほど先で「ドゴーン」とエルが何かにぶつかり土煙りをあげていたのだが、

その事についてアスティナからは強く非難され、

またリアンダーからはこんな声が聞こえて来た。


「・・・あんた何やってんのよっ!?

 あんな弱者に一体何やっちゃってくれちゃってんのよっ!?

 主人公としてそれでいいと思ってる訳っ!?」


「・・・アスティナ様」


「何よ?」


主人公云々うんぬんの前に、

 アスティナ様が「あんな弱者」と言っておられますが?」


「ん?別にそこはどうでもいいでしょ?

 だって私はヒロインですもの~♪

 お~ほっほっほっ♪

 これはヒロインとしての特権な・の・よ♪」


そう言って高笑いするアスティナに対しリアンダーは、

ある文言にこめかみをヒクつせた。


「・・・ヒロ・・・インですか?誰が?」


「・・・フンッ!天下御免の超絶美女のこのっ!

 わ・た・し・がよっ!」


「・・・一体どこの誰がそんな戯言を言ったのかは知りませんが・・・。

 正直申しますが、誰も貴女の事をヒロインとは思っておりません」


「はぁぁぁ~?」


「そう・・・云わば貴女は・・・「クズイン」と呼ばれるに相応しい女です♪」


「・・・クズインって・・・何それ?

 初めて聞く言葉なんだけど?」


初めて聞くその名称にアスティナが首を傾げていると、

リアンダーがその反応を見ながら話を続けた。


「クズイン・・・つまり・・・。

 クズのヒロインって意味ですよ♪フッフッフッ♪」


「ブチッ!」


何かがキレる音がした瞬間、アスティナとリアンダーの戦闘が勃発した。


「あんたねぇぇぇっ!人が黙って言わせておけばぁぁぁっ!

 調子に乗るんじゃないわよっ!」


「黙りなさいっ!クズイン如きが偉そうにっ!」


土煙りをあげながら痛々しい衝突音や罵り合いが、

この一帯に響きわたっていたのだが、

ユウナギはそれを気にする事もなく見守っていた。


(・・・楽しそうだな~♪俺も混ざりてぇ~♪)


そう思っていたのはここだけの話である。



そして暫くすると・・・。


「相棒・・・連れて帰って来たぜ」


ヒューマがそう言ってボロ雑巾になったエルを

ユウナギの足元へと転がした。


「すまねぇーな、相棒」


「フッ・・・いいって事よ」


「フッ・・・パーフェクト・ヒール」


その魔法により完全復活したエルは、

近辺で暴れるアスティナとリアンダーを他所に契約の儀を開始した。



「お、俺の初めての・・・擬体・・・」


「ああ・・・それがお前の擬体となる・・・06F《ゼロロク・エフ》だ」


「ゼロロクか・・・」


「因みに俺の擬体の名は・・・R93《アール・キューサン》だ」


「・・・擬体にも色々とあるのだな」



※ ピンポンパンポーン業務連絡、業務連絡・・・。

  ガ〇ダムネタがわからない方には大変ご迷惑をおかけ致しますが、

  ご容赦下さるようお願い致します♪

  ピンポンパンポーン♪



エルはゼロロクに胸を膨らませながら儀式を行った。


「俺は魔族だからな・・・。

 確か魔力を青い魔石に流し込みながら・・・合言葉をっと・・・」


エルは青い魔石に手をかざしながら合言葉を言い放った。


「・・・デ、デーモン・インッ!」


エルの合言葉がキーとなり、ゼロロクと呼ばれた擬体に埋め込まれた魔石が、

青く光り輝いやいた。


(ふっ・・・エルのヤツ成功しやがった。

 チェリーボーイにしては中々・・・だな)


そしてその瞬間、エルの肉体は擬体と表裏一体となり、

亜空間に保存され、完全にエルとゼロロクは融合したのだった。


そして青い光が消失すると、エルはゆっくりと目を開けた。


「・・・こ、これが・・・擬体なのか・・・」


そう呟いたエルは擬体の感触を確かめるように動き始めると・・・。


「あ、あれ・・・?な、何だか思っていたのとは・・・ち、違うのだが?

 や、やたらと無駄にお、重い・・・し、て、手足の反応も・・・」


擬体を動かしその動作を確かめようとしたエルだったが、

何故か身体が重く上手く動かないようだった。


「ユ、ユウナギ・・・い、一体こ、これはどう言う・・・」


戸惑いを隠せないエルだったが、ユウナギは慌てる事なくこう言った。


「初体験で上手く行くって事はねーんだよ。

 俺も最初はそうだった・・・って、何を言わせんだよっ!

 つーか・・・わかりやすく言うとだな~?

 もう・・・アレだ。

 気ばっっっかり焦って上手く行かずにだな、

 アレよアレよという間に発射がエクスプロージョンしてだなっ!」


ユウナギが遠い目をしながらやや興奮気味に話して行くのだが、

エルは「?」と言う文字しか出てこなかった。


(こいつは一体なんの話をしているのだ?

 発射・・・がエクスプロージョン?)


するとその光景に呆れた女性の声がユウナギの耳に響いて来た。


「・・・ユウナギ様?

 誰も貴方様の「初体験の話」が聞きたいのではありませんわ」


「・・・えっ!?違うのっ!?まじっ!?」


「は、はい・・・ま、まじで御座います。

 ま、まぁ~こ、この私がもっと詳しく聞いて差し上げても宜しいのですが、

 こ、このような場所ですと、下賤なる下々の虫共がおりますので、

 で、出来れば・・・わ、私の私室にて詳しく聞かせて頂ければと・・・」


顔を赤らめモジモジとそう話し始めたのは、

四神の1人「魔毒の女王シシリー」だった。


「い、いや・・・身の危険を感じるからお前の私室なんて怖く行けねーつーのっ!」


「ひ、ひどいですわっ!」


などと、エルの事を忘れてある意味盛り上がりを見せていた。


するとエルに対してどこからか声がかけられてきた。


「すまねぇ・・・相棒の事を許してやってくれ」


その声にエルは視線を下へと向けると、

そこには頭を下げて謝罪している四神の1人で「大地の侠客・ヒューマ」だった。


「ヒュ、ヒューマ殿が頭を下げる必要は・・・」


「いや、こうなる前に四神の俺達が止めるべきだったんだがな?

 相棒はシャイだからな?照れ隠しでこんな事をやってやがんだ。

 だから許してやってほしい・・・」


(て、照れ隠しって・・・逆に恥をさらしている気がするのだが?)


「は、はい」


ヒューマの言葉にそう答える事しか出来なかったエルだったが、

思い通りに動かせないもどかしさに焦りを感じていた。


「うぐぐ・・・は、初めての擬体がこれほとぜキツいものとはっ!?

 思うように動かすどころか、あ、歩く事もままならんとは・・・うぐっ」


四苦八苦しながらエルは擬体を操るも焦りが生まれ、

嫌な汗がエルの額から流れた時だった。


「フッ・・・いい感じになってきたな~?」


そう言って、シシリーと話し込んでいたユウナギから声がかかった。


「い、いい感じも何も・・・お、俺は苦労しているだけだ・・・。

 そ、それに未だにまともに動かせないでいる・・・。

 お、俺に擬体を操る事は出来ないのかっ!?」


「フッ・・・そんな事はねぇよ♪

 それを藻掻きながらも動いているだけでセンスはあると思うぜ?

 ってな事で~、そんな頑張り屋さんのエルに、いい事を教えてやろう♪」


「・・・が、頑張り屋さん・・・だとっ!?

 き、貴様・・・またもや愚弄しおってっ!

 って・・・いい事・・・だと?」


「ああ、その擬体・・・実は・・・訓練用の擬体であってお前のもんじゃねーんだ」


「・・・はぁ?」


ユウナギの言葉の意味が理解出来なかったエルは、

ただ首を傾げるばかりだった。


そんなエルにユウナギはニヤリと笑みを浮かべるとこう言った。


「ではエル・・・お前の擬体のお披露目と行こうじゃないかっ!

 出でよっ!イチマルオー式っ!」


ユウナギが地面に手をかざした瞬間、

金色に輝いた魔法陣が出現すると、その中からゆっくりとエルの擬体が出現した。


「こ、これが・・・お、俺の擬体っ!?」


「ああ、これが魔戦将・エルビンクが操る擬体だ」


金色に輝くその擬体にエルは羨望の眼差しを向けていた。


「な、なんと美しい擬体なのだ・・・」


「フッ・・・感動はそれくらいにして・・・試してみろよ。

 因みにその擬体の魔石のカラーは・・・金色だぜ?

 見惚れるのはいいが・・・さっさと乗り換えろ」


乗り換え方の手順を聞き力強く頷いたエルは、

新しい擬体にゼロロクの手をかざしながら声を張り上げた。


「我と一体になれっ!デーモン・インッ!」


キーとなる言葉をエルが叫ぶと、新しい擬体が「ピカッ!」と金色に輝き、

ゼロロクと融合していたエルは離脱し、イチマルオーと融合を果たした。


そしてエルが目を開け自分の擬体を確かめていくと・・・。


「な、なんと言う事だっ!?お、思い通りに・・・。

 こ、こいつっ!う、動くぞっ!?

 ゼロロクとは全く違うではないかっ!

 パ、パワーも倍以上・・・い、いやっ!さ、3倍は軽くっ!?」


「はっはっはっ!そりゃ~そうだぜ・・・。

 ゼロロクは云わば訓練用の擬体・・・。

 わざと動きが鈍くなるように作ってあんだよ。

 ゼロロクはそう言う仕様ってこった。

 だけどこの擬体・・・つまりそのイチマルオー式はお前専用に調整し作ってある。

 ふっふっふっ・・・俺に抜かりはねーんだよ♪」


「・・・ユ、ユウナギ。お、俺専用の擬体をわざわざ・・・」


ユウナギの熱き想いにエルは一粒の涙を流した。

頭を下げ礼を述べるエルにユウナギは微笑みながらこう言った。


「・・・お前はもう俺の仲間だ。

 だから何も心配すんじゃねーよ・・・。

 つーか男の涙なんて見たくもねーぜ・・・気持ち悪りぃ~な♪」


「・・・あ、有難う、ユウナギよっ!いやっ!心の友よっ!」


「心の友って・・・おいおい」


ユウナギの手を強く握ったエルは友情の熱さを知ったのだが、

そのユウナギからはこんな言葉が返ってきた。


「・・・しっっかりと稼いで、お前の擬体の料金を払ってくれよ~♪」


「はっ!?なっ!?なんだとぉぉぉぉっ!?」


「はぁ~っはっはっはっ!」


エルのその悲痛な叫び声と重なって、ユウナギの笑い声が木霊する中、

ユウナギは再び意味有り気な笑みを含めてこう言った。


「・・・さて、俺達の擬体の説明に入ろうか?♪」





次回第30話「男のロマン」を見てくれよなっ♪

な~んつってっ♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る