転生ものですが、主人公は死んでいません。神の気まぐれ? いや、気まぐれよりも気まぐれに、そして、理不尽に転生させられます。
能力も一応、与えられますが、得られたものより、失ったものの方が確実に多いでしょう。
そして、この神、主人公の脳内についてきます。その掛け合いが、見ている分には面白いです。
ただ、神は何もしないどころか、むしろ害なのではないかと思うほどに使えません。誰が見ても引くレベルです。ただ、個人的には憎みきれないところもあります。あくまで個人の感想です。
そのため、かえって、主人公に感情移入しやすいように感じます。主人公もなかなか愉快な性格ですが、神と能力と境遇がアレなので、むしろ応援したくなります。
ここまで不運な主人公は、なかなかお目にかかれません! そして、そんな逆境の中でも、明るく乗りきろうとする主人公がコミカルで笑えます!