第3話 パーティー



集まったメンバーは

たけ、ゆう、とも、しん、と、僕でした。

ゆうはバスケ部で、同じクラブのよし、を好き。

でも、振り向いてくれないので、なぜか僕をF組では一番好き(?笑)と言ってチョコレートをくれる、不思議な子。E組です。

しんは男の子、優しい子で映画が大好き、髪の長いふみちゃんに片思い中。



ともはブラスバンドで、クラリネット。

クラスで一番の美人、フランス人みたいな風貌、でものんびりしてる子。野球部のコーが好き。でも振り向いてくれないので(笑このパターンが多い)僕にチョコレートをくれたけど

前置きなし。結構高級なのを作ってくれました。

不思議な子です。





みんな、好きな子がグループの外に居て。

それで、なんとなく気が合ったのか

仲良くしていた、のでした。


僕はと言えば、べつに

誰が好き、ってこともなかったから

それで、ゆう、やとも、が

遊び相手にしたかったのかな、なんて(笑)。


みんな、音楽は好き。

ブラスバンドの子が多かったのもあるけど。


誰もいないおそばやさんは

ちょっと広いのだけど

僕は、たけちゃんちのギターで

カントリーロードを弾きました。


割と簡単な曲なのです。


英語で唄うとかっこいー、なんて、ゆうが笑います。


みんなで合唱になっちゃいました。


もうすぐ3年生、クラス変えが心配でもあり、楽しみでもあり。


そんな気持ちが、故郷に帰りたい、と言う歌詞に合ってたのかも。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る