第13話 4月10日昼休み※結衣視点.2

「わかった、一緒に食べよう結衣」

え?何これ?夢?夢なの?起きたら自分の部屋のベッドの上でした的な?やっぱり夢なの?そうだよね翔がこんなこと言ってくれるはず...(略)

「おーい結衣?どうした顔赤いぞ?」

「はっ!?」



意識が現実に引き戻された。やはりここはベッドの上...じゃない!?今までのは...現実!?顔に熱が上がっていく...冷静冷静。こういうときこそ落ち着かないと...

「大丈夫!ちょっと熱っぽいだけだから!」

「えっ、大丈夫なのか?」

「私平熱高いの!」

子供か!と自分で言い訳してて思う。

「そうか、ならいいけど」

翔は優しいから信じてくれる。そういうところも好き!

「じ、じゃあお弁当たべよ!」

私はあることをするために弁当箱を1つにした。私は卵焼きを箸で掴むと

「翔、あ~ん」

翔の前に差し出した!

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