めいの命日〜序章~1章(前)〜

６月８日（火）うぎゃああああ！！！（叫）

やややややや……

ヤーバーいー！！！！！！

やぁらかしたあああああああ！！！

うぎゃあああああ！！！

ひぃいいいいいい

ヤバいですよ。ヤバいですわよ。とってもとてーも！やらかしましましよ（わなわな）。えーーっと。ことのいきさつ。話します話します。話したい。

本日の起床！！６時ピッタリ！！

危ないですとても危ないです。ハッと飛び起きて「アレクサ！ラジオかけて！！(迫真)」で、なんとかかんとかギリギリ、ラジオの時間セーフ。ぜぇぜぇ。

で、今日もしっかりと包帯を巻いて、課題もまぁまぁちゃんとやって、今日はよーやくラジオ聴けたし(しばらく起きれなくて聴けなかった日が続いたので)、やっといい感じ。良かった良かった。

そして今日も、包帯のことは誰にも何も言われ…と思いきや、親しい後輩の１人である男の子が、「先輩それどうしたんですか？！」ってめちゃめちゃグイグイ聞いてくるんですよアハハ(笑)。でも、その子も左腕にゴッツイ包帯してるんですよねぇ。包帯の分厚さがすごかったので多分自傷じゃなくてガチの怪我(？)だと思うんだけど…。

「そっちこそどうしたのよそれ！」

「先輩が教えてくれたら言いますよ！！」

「いーやいや先言ってよ！あはは(笑)まぁまぁ落ち着こうや。お揃いじゃん？」

とか言って流しました。なんだろう。後輩君、保健室登校っぽいからもしかして自傷か？左腕だし…とも思ったのですが、まさかねぇ。ないない。だって包帯が、ぶ厚すぎるし、手まで覆ってるし。でもそんな食いついてくる子がいるなんてビックリです。なんかデリケートっぽいって察しているのか、今のところ後輩にも何も言われてない（１人を除き）のに。はっはっは(笑いごとではない)。

そーしてその後、社会教師にラブレターを渡して、ああそういえば。今日のラブレターの返事。私、東条英機の自殺未遂についてレポート書いたんですけど、感想に「現代人は情で自殺するので、昔の人はこうやって目的のために死のうとするからかっこいいな～て思いました」って書いたんです。だってそうじゃない？昔の人はさ、死にたいとかじゃなくて、秘密を守るため～とか、国家に処されるくらいなら自殺する～とか、目的のために死んでるじゃん。だから辛さから逃げるために自殺する現代人より良いなーって。さ。

そしたら。その返事に、「死ぬこととか自殺がどーとかいうのは、東条さんでなくてもかっこいいとは思わないよ」と。………。

違うもーん。自殺がかっこいいなんて言ってないもーん。かっこいいから死にたいと思ったことは無いもーん。ふん。ったく。元担任みたいなこと言うんだから…。

まぁそれはそれとして。ちょっと些細なきっかけで寂しくなって、うがー誰かかまえよぅと思って若干病み、昼休みにトイレでちょこっと切りました。学校で切った時はガーゼをあててその上から包帯を巻くって決めてるんで、いつも通りガーゼ貼って包帯ぐるぐる。

この時は思ってもみなかったのです。この行動が後に大失態に繋がることを…。

今日はこうして平和に過ぎていくと、そう思っていました。そのまま午後の授業もちゃんと受けて、その間ずっとガーゼ＆包帯してたので、さすがに血は止まったと思うじゃないですか。で実際止まってはいたんですよ。

さぁ下校しようって時になって、制服を着ます。前も言った通り制服は長袖のカッターシャツなので、腕隠れるからもう包帯取ってもいいよなーと思って。昨日もそうしたんです。だって包帯暑いから。袖口からちょっと手を入れて、するするーっと包帯取りました。どうせ誰も見てないし教室で。

そしたらベリべリと変な感触。あ、そうだ包帯に血が付いて、それを剥がしたからこんな音がするんだ。

あ、ちょっと待て。これ、かさぶた剥がれたのでは…？

と思って、あわてて袖をつまんで腕から遠ざけてみたのですが時すでにお寿司（ふざけるな）。ポツンと小さな赤いシミがひとつ。ああああこれはマズい。これはマズい。再出血してるべ。と思ってもう人目もはばからず必死にガーゼあてて包帯巻いて応急処置した…のですが。血の染みたガーゼをうっかりシャツにあててしまい、すっごく大きなシミがたくさんに増えて！！いるではないですか！！

…お。終わった……(白目)。

絶望。嗚呼絶望。これは…終わった…。めっちゃ堂々と血の染みが右腕だけにって…ああもうダメだこりゃ…（真っ青）。

なんかもうヘロヘロになって、自傷癖仲間の友達と、先週登校が同時になりまくった友達（自傷癖認知してます）のところに行き、

「わりとガチな方で…た、助けてええええうあああ（泣）」とすがりつきました（死）。

自傷癖仲間の方は、「え？何どした～？…あ、おはっ(笑)あぁははははは（爆笑）めっっっちゃやらかしてんじゃん！！あはははは」と大爆笑。もう一人は「え？あ、ええぇえええ？！うそぉ？！ウソめっちゃ付いてるじゃん！ヤバいてこれ。ちょっどーすんの。え。」と焦る。しかし１番焦っているのは私である。

自傷癖仲間の子は帰る方向逆なのでそこで別れました。がんばれー！と手を振りつつ爆笑してました。

もう１人は帰る方向が同じなので一緒に帰ります。でもその前にトイレの鏡で髪を整えたいって言うんで、ついていきました。友達が髪整えてる間に、ごめん！マジでごめん！イヤだったら目ぇ背けといて！！と言って、申し訳ないですがすぐ真横で包帯巻き直しました。全然いーよー♪って言ってもらっちゃって恐縮ですわ…。こういう時優しいお友達です。嬉しい。クラスメイトの中で私からハッキリ自傷カミングアウトしてるのはこの２人だけなので、ホント助かります…。

その後玄関に向かう時も、「ちょ、めいちゃんあぶねぇから。私が隠して行くよ。」って右腕にぎゅっと抱き着いてくれたのですが、それは違う意味で危ないから(距離近すぎたら怒られる)、あと怪しいからって断りました。でも嬉しかったです。ホントに可愛いお友達ですわ…どうでもいいけど見た目が無茶苦茶タイプなんですよね。色白で背が低くて(私よりは高いけど)、二重のパッチリ目で胸があって…そーゆー目では見てないんだけどサ。でも友達は私の一重がタイプだって言ってくれるので相思相愛…２歳の時からラブラブです私達…(変態)。

そんでさぁ！下校は無事に教師の目を乗り越えて、家で日記書いてたら！！

家の前を社会教師が走ってったじゃありませんか！！！

うっそおおおおおおお！！です。実は今日、社会の授業が終わった時、「仕事終わったらランニングしようかな～」とか言ってたんです。「あっそうですか。どこ走るんですか」って聞いたら、学校をスタートにして、私の家と逆方向に行く予定って言うんで。

「へぇ～じゃあ私の家には来ないかぁ。来るなら会ってやろうと思ったが。」

「うーんじゃあ体力があったら行く。ヘロヘロになるけど」

「んな無理しないでくださいよ(笑)。来ないんですね分かりましたよ。」

って会話は確かにしたけど！！だから人に会える格好はしておいたけど！まさかホントに来るなんて思わなかった！！！

大急ぎで外に出てみると、Uターンして戻ってきたところで、うはー！ホントに社会教師じゃん！マジでここまで走ってきたのかよ！ってもうビックリ。

長距離ランニングは止まっちゃいけないのでこれといって話はしませんでしたが、通り過ぎる時に「めいさ、マスク…顔見せ、見せて…」って懇願されましたが、ガン無視して笑顔で手ぇ振って見送りました。頑張れ～って(笑)。まさかのだけど楽しかったです。私服で会えたし。

あの、皆さんも再出血にはご注意を…ね。