第23話   笑うこと



今の時代は窮屈だと思う

自由を掲げている人も沢山いるが、

それは、本当に自由なのか?


では、一昔まえは窮屈じゃなかったのか?

そんな事も無かったです。

窮屈でした。


何が変わったのか?


今の時代は、何でも手に入る時代になりました。

情報から欲しいものまで簡単になりました。


一昔前も何でも手に入れる事はできてました。


手間隙をかければ手にできましたが

その手間隙が無くなったのが現代では無いでしょうか?


情報化社会によって私たちに生活は見違えるほど潤ってきました。


でも、忘れてはいけないのが

アナログだと思います。


前回も書きましたが

アプリで手帳機能を使ったり

TODOリストを使ったり

カメラを使ったりと

便利機能に頼りすぎて実は、覚えていない

どこで、管理しているのか分からなったりと失敗した人は多いと思います。


私は、やっぱりメモですかね

手書きをする事で脳に刺激が入り忘れづらくなり

毎日、手にするものなので自分好みでカスタムもできる

もちろん、アプリも自分好みにカスタム出来ますが

やはり、手書きが良いなと私は考えます。


今回のテーマは

「笑うこと」です。


情報が多く飛び交っている時代ですから

自分が苦手分野の情報も直ぐに手に出来ます。

非常に便利です。


一方で、あなたは監視されているかもしれません

もしくは、あなたが知らない間にあなたを誹謗中傷のターゲットにされているかもしれません

SNSで人生を変えられてしまった人も居るとおもいます。


便利な時代ですが

たった一言で人生を変えられてしまう時代です。


どんなに嫌な一日でも時間が解決する場面って意外と多いです。

でも、当事者はただ事ではありません

寝れない時もあるでしょうし

鬱になって行く事もあるはずなんです


実際に、心療内科、精神科は予約が取りづらい時代になってます。


心の病気は誰もが患う病です。


自分が思っている以上に緊張の線は細いのです。

ほんの一瞬で、一言で線が切れてしまいます。


では、どうしたら防げるのか?

でも、これは100%防げるわけでは無いです。


一応、実際に救われた言葉です。


あの日は、めちゃくちゃ忙しく頭が真っ白になるくらい忙しい日でした。

身体は動かせるのに頭が回らない様な感覚でした。

自分は出来ていると言う思い込みとお客様からの叱責で

逃げ出したくなりました。


一日が終わり、椅子で頭を抱えていた時に

上司から言われた一言が20年近く頭から離れないのです。

それが、

「最後は、笑って扉を開けよう!」でした。


どんなに忙しくて疲れても

どんなにお客様に怒られても


最後、帰るときは笑うこと

この扉を開ければ、仕事では無くプライベートで

自分の時間も仕事、仕事でいつ休むの?


暗い顔で、後輩達に

お疲れ様って言えるか?

そんな、顔を見せて後輩たちは良い気分で会社を出れるのか?


俺だったら嫌だな

だから、俺はどんなに失敗しても怒られても最後は笑ってたい


と、上司に言われた事がありました。

その言葉で救われたし

その行動で、自分も強くなったと思います。


どんなに、苦しい病気で今、この瞬間も痛い、苦しいと叫んでいる人

どんなに最悪な終わりだとしても

笑うことで

心が晴れて行くと思うし

出来ることなら人を笑わせたり

笑われている人を尊敬します。


きっとどんな薬よりも効果があると

私は、思います。


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